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嵐山観光~王道だけど大満喫コース~2023秋

紅葉を見に嵐山へ紅葉を観に行ってきました。本当はキラキラ朝日のなか屋形船でも…と予定していましたが、11月2週目の紅葉はまだまだこれから。小雨だったこともあり、なにか満喫できるコースはないかと急遽予定変更しまして、これが大正解でした。

本日の観光コース

  • 8:00 嵐山駅

  • 8:30 着物レンタル

  • 10:00 人力車

  • 11:30 ランチ

  • 12:30 野宮神社

  • 13:30 足湯カフェ

  • 14:00 おみやげ

  • 15:00 帰宅

朝から夕方帰宅の半日トリップ。京都人がむしろ体験したことのない王道観光コースで回ってきました。

8:00 嵐山駅

朝いち8:00に阪急嵐山駅へ到着です。食べ歩きで有名なメインストリートまでは少しだけ歩きますが、「星のや京都」の優雅にたゆたう船を眺めながら、よく見るあの風景「渡月橋」を渡るルート。朝から清々しい空気を胸いっぱいに吸い込めます。

ところでみなさん、嵐山には似たような名前の駅が4つもあるって知ってましたか?はじめて行く方は、事前によく調べてから向かうのが正解です。

①JR嵯峨野線(山陰本線) 嵯峨嵐山駅(京都駅から便利)
②嵐電 嵐山駅(メインストリート至近着)
③阪急嵐山線 嵐山駅(京都市内から便利)
④嵯峨野観光鉄道 トロッコ嵐山駅(さらなるジャーニーへ)

混乱しますよね。とはいえ、④以外は歩ける距離なので、もしまちがってしまっても大丈夫です。

8:30 着物レンタル

嵐山はいつでも大混雑なので朝一番の8:30に着物レンタル予約をしておきました。今回はお世話になったのは「梨花和服」さんです。

着物レンタルはたいてい9:00からスタートなのですが、紅葉期間は8:00台から営業されているお店も多いです。とくに嵐山は10:00くらいからすでにどんどん人が増えてくるので、早ければ早いほどいいですよ。


【利用したプラン】
<京都着物ヘアセットプラン6,600円>
・お着物
・肌着
・帯
・足袋&草履
・巾着
・髪飾り
+500円 飾りひも
+500円 チュール(飾り帯)
+500円 かごバック
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合計8,100円


オプションも付けてフルでお願いしたので少し料金跳ねましたが、シンプルでよければ平日4,000円から利用できます。※時期により変動あり

ただ、料金込みの巾着はスマホ&ハンカチサイズ。かごバックはマストかなと個人的には思いました。

もし着物観光に興味あるけど「ちょっと恥ずかしい…」という方がいましたら、当日飛び込み歓迎のお店もたくさんあるので、行ってみてから決めるのもありですよ。

京都、特に嵐山は、着物姿の方が日本人・外国人・年齢問わずそこら中にいます。せっかくなら京都カルチャーに身を浸してみてください。


10:00 人力車

さぁここから着物で人力車観光です。実を言うとわたしもはじめて乗ったんですが、おかげさまで過去イチ快適な嵐山観光ができたかもしれません。

今回お世話になったのは、京都の人力車業界を牛耳る「えびす屋」さん。予約しなくてもOK。立ってるお兄さんに声をかければ、即案内してもらえます。


【利用したプラン】
<嵯峨嵐山と竹林の旅 45分13,000円>
・渡月橋
・天龍寺
・竹林
・野宮神社
・清涼寺
・落柿舎
※15分4,400円コースから選べます


人力車といえば観光客が乗るもの。料金も高い。そんな風に思って、わたし含む地元の人は乗ったことがないというパターンが多いです。

が、車夫さんたちはホスピタリティ満点。言ってみれば「タクシー兼ツアーガイド兼フォトグラファー」といった1人3役を担ってくれる専属サービスマンのようなものです。この記事先頭の写真は車夫さんが撮影してくれました。

彼ら専用の竹林の道を探索したり、竹林のマイナスイオンはサボテンに続いて第2位だと意外すぎる小ネタを聞いたり、すこぶる快適で楽しい時間を過ごしました。

嵐山エリアに相当詳しいので、穴場のレストランなんかも教えてくれますよ。

11:30 ランチ

ランチはさっそくお兄さんに教えてもらった裏道の老舗「湯豆腐嵯峨野」さんにお邪魔しました。12時前だったのもあり、予約なしでも暖かく迎えて頂けました。

こちらのメニューは「湯豆腐定食4,000円」1本勝負です。ふるふる京都らしいお豆腐、ちょっと濃いめの味付けがうれしい小鉢たち、あつあつほくほくの揚げたて天ぷら。シンプルだけどちゃんと満足できる和定食です。

個人的に外の見える開放感のあるお店やテラスが好きなので、嵯峨野さんのお席にも大満足。よくお手入れの行き届いたお庭を眺めながら、しっぽりお食事できます。

表通りの行列&わちゃわちゃ店がちょっと苦手…という方には、とくにおすすめしたいお店です。

ちなみにこの真向かいには東京・大阪に続いて上陸の話題ベーカリーカフェ「パンとエスプレッソと嵐山庭園」さんがあります。

藁葺き屋根の古民家を改築したカフェでとても素敵。お庭を眺めながらゆったり待てます。が、この日は11:00頃ですでに混んでいたので待ちきれずに先ほど紹介した湯豆腐やさんへ向かいました。軒先だけ借りてすみません。また次の機会に訪問します。

12:30 野宮神社

嵐山駅前の世界遺産「天龍寺」も当然人気がありますが、竹林を眺めながら歩いているといつの間にか到着するこじんまりとした恋の宮「野宮神社」も負けず劣らず大々人気です。

源氏物語ゆかりの縁結びの神様で、中にはなでなですると願いが叶うという神石(亀石)というちょっとしたイベントが楽しめます。

来年のNHK大河ドラマが「光る君へ」紫式部の生涯を描いた作品だそうで、ますます人で溢れるんじゃないかと言われています。もし今チャンスがあるならぜひ足を伸ばしてみるといいと思います。

ちなみにここは人力車でも通ったところですが、人力車は途中下車ができません(orお金がかかる)。ぐるりとエリアを巡ったあとで、興味のあるスポットにあらためて訪問するとムダがありません。

13:30 足湯カフェ

てくてく歩き回って雨も強くなってきたので、さぁどうしよう。そこで、嵐電嵐山駅至近の「嵐湯カフェ」さんで癒しの時間を取ることにしました。いかにも嵐山観光感溢れる、フォトジェニックな足湯の登場です。

【利用したプラン】
<-雅-Miyabi 30分4,320円>
・季節の日本の花々の足湯(15分)
・フットマッサージ(15分)

たっぷり華やかなお花が浮かべられた桶。見るだけで心が癒されます。ちゃぷんと足を入れると、じわじわ〜と。写真のように途中でオリジナル入浴剤の追加投入もしてくれて、いい香りがふわふわ〜と。

このあと竹を使ったフットマッサージでごりごりしてくれます。15分なので比較的ライトなもみほぐしではありましたが、観光の途中に寄るにはお手頃です。

外国人の飛び込みのお客様も歓迎で、英語でペラペラ対応されていました。お連れの方をご案内するのにもナイスチョイスになるかもしれません。

ちなみにわたしは直前の電話予約で入店できました。もし時間が空いても駅前なので、あれこれ見るものはありますし、渡月橋もすぐ。時間つぶしに困ることはありません。


14:00 おみやげ

足湯でリフレッシュしたらもうひとっ走り取材に行こうかと思っていたのですが、雨が強くなっていたので今回はここで帰宅です。

着物レンタルを返しに行くついでに、周辺をぷらぷら散策してみました。でもやっぱり混んでますね。午後にもなると嵐電嵐山駅周りは平日でもごった返しています。食べ歩きも人気ですからね。

嵐山名物土産というのは正直ない気がするので、晴れていたら船に乗ったり、着物を返して嵐山モンキーパークに行ったり、大人の方は少し駅前から離れて体験を楽しむのがおすすめです。

15:00 帰宅

というわけで、今回の旅は以上です。あいにくの天気でしたが、嵐電嵐山の駅の電灯が灯っていて、これもまたレトロ感が増してお洒落な駅になってました。

もともとは「船に乗って〜紅葉を見て〜」という計画でいたはずなのに、すっかり予定変更。それでもさすが人気の嵐山で、チョイスはたくさんありました。

今年は紅葉ちょっと遅いのかな?これを書いてるちょうど本日11/13は気温がぐっと冷え込んでいるので、来週あたりには赤く染まった紅葉が楽しめる神社仏閣が増えているかなと思います。

次回の旅のおともに、ぜひ参考にしていただければうれしいです。





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