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福井県で旅するように暮らしたいを叶える
旅するように暮らす・・・ってなんかちょっといい響き、憧れちゃうなぁなんてふんわり思っていて。
たとえば海外移住とかしたらどんな風だろう?
たとえばバリ島だったとして、たとえばデンパサール市内北部あたりに住んでみたとして、いろんな異文化に触れながら、その土地の食べ物を食べ、気持ちの良い風が吹く、自然豊かな場所で暮らしていけたら、どんな感じだろう?なんて想像したら、なんだかいい景色が想像できて、心地良くなりますよね。
まぁそんなの現実的では無いし、無理な話よねって思ってたんです。
だけど、よく考えたらそれ、私、今叶っちゃってるわ…
って最近になって気付いてしまったんです。
そう、バリ島では無いですが、この福井の地で。
たとえば最近の私のある一日はこんな感じです。
朝は5時すぎに目が覚めて、家の裏の田んぼに行きウォーキング。空を眺め、山を眺め、朝日を浴びながら、ゆっくりとひとり広大な田園風景の中を歩きます。
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地球を感じるって言ったら大げさに聞こえるかもしれせんが、わー私、地球に住んでる!空の上には宇宙が拡がってる!私ったらちっぽけ!って思える心地よい時間です。
お家に戻って朝ごはんは自家製米で炊いたご飯でサクッと卵かけご飯、トマト、ご近所さんが作った甘くておいしいスイカなど。トマトは朝採って、すぐ食べることもあります。朝採れ数分、美味しくないわけがありません。
そして7時半頃、車で10分もかからない近くの職場に出勤。お昼休みには近くの図書館に寄ったりします。デスクワークをしながらふと窓の外を見ると、向こうには山があって、周りには田んぼがあって。鳥がたまに遊びに来ています。
一日の仕事を終えて帰宅後は、お家の畑で採れたじゃがいも、にんじん、玉ねぎを使って夕飯のカレー作り。ひき肉とカレー粉だけ買いました。
そしてそれらをキッチンから美しい夕焼け空を眺めながら、調理します。
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夕飯後は、村の夏祭りに向けての子ども太鼓の練習のお付き合いしに、集会所へ歩いて出掛けました。
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村の夏祭りは私が住んでいる地区で古くから毎年行われている行事で、田舎に帰ってきた人も出られるようにと日にちも毎年8/14と決まっています。
子どもたちは朝からお神輿を担いで練り歩き、夕方からは村の神社に屋台を出して、焼き鳥やボールすくいなどを村の大人で分担して催します。
そして太鼓を披露し、最後は大人も子どもも一緒に輪になって、盆踊りを踊って解散。
準備はちょっぴり大変だけど、それぞれが夏をきちんと通過させるような毎年の大切な行事だなと私は感じています。
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太鼓を片付けて帰宅し、お風呂に入って自由時間、22時頃就寝しました。
週末は暑かったので、車で20分ほどの小さな浜辺へ。
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遠くに芝政ワールドの滑り台が見える浜地海水浴場。
浜茶屋も2軒しかなく、シャワーも昔ながらの感じ、地元の人しか来ないような小さなビーチなのですが、水もきれいだし混んでないので、ちょっと海に入りたいなという時に気軽に寄れる場所なんです。
きれいな石を拾ってみたり、ブルーハワイのカキ氷を食べて、舌をベーって出してみたり。
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海にも山にも行ける福井県なので、少し車を走らせれば、すぐ見慣れない景色に出逢えます。
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10年以上住んでも知らない景色や場所がいつも出てくるので、ずっとホームではなくアウェイな感じ。そういうところも、まさに旅してるような感覚になるんですよね。
さてここで冒頭を振り返ってみますと、あれ、これらの私の日常って、私の思う旅するように暮らすイメージと一致しているのでは…。
場所はちょっとバリ島…では無いですが、私がふわっと思い描いていたような「旅するように暮らす」が、福井で充分叶っていました。
(しかも水もキレイ道路もキレイ宅配便もキチンと届く日本!)
こんな風にしたいなって願ってることは、実はもうすでに叶ってることもあるんですよね、自分が気付いてないだけで。
北陸で暮らすということ、それは定住してもなおずっと、旅するように暮らしたいを叶えられるということかも。