ヨガの正しい姿勢と “痩せる” ということは別かもしれない
ヨガの正しい姿勢と “痩せる” ということはイコールではないのかもしれません。先日、自宅のヒールスリッパをぺったんこにしてみたところ、なんだかウエストがキツくなってきた気がする…、ことによる考察。はい、数日後 (2/13) 、すぐにヒールスリッパに戻しました。
短足になるのか、太るのか
ヒールを履き続けるとヒラメ筋 (ふくらはぎの裏側) や大腿二頭筋・半腱様筋・半膜様筋 (太もも) が疲労で筋収縮する結果、骨がしなって短く見える気がする、というわたしの仮説ですが。自己流で筋トレをしている男性の手足って、ちょっと短く見える。美的なバランスが悪いじゃないですか。二の腕と太ももが変に短い。短く見える気がする。決して、骨の長さが変わるわけではなく、弓矢のように骨がしなるイメージではないかと感じていて。お肉の中でしなっていても外見的にはわかりませんから、いわゆる短いという状態になる。短めの鎖骨、二の腕、O脚、X脚は放置し過ぎた筋収縮、筋膜の硬化じゃないかなというのは、筋膜ケアによって自身も含め、お客様の骨格ラインが変わるのを目の当たりにしてきたことから閃いたわけだけど。少しでも脚長効果を得たかった、わたし。ぺったんこで過ごしたこと数日間……、結果、ちょっと食べ過ぎた翌日にウエストが戻らない気がしてきたんですね。これは、かなりまずいぞ、と。
ヒップアップするとデニムがきつくなる
ヨガのおかげで急激なヒップアップが起き、デニムのサイズをひとつ上げなければいけない日が近づいてまいりました。本当にキツイ。今まで重力に身を任せていたオケツがようやく地球と戦う意思を持ってくれた模様でして、毎回のヨガでじわじわ上がるオケツちゃん。これまでデニムの太もも部分におとなしく収まっていてくれた臀部が上がれば、そりゃ当然ジッパー部分はキツくなりますよね。生息地域が変わってきたんだもん。ウエストがキツくなったという体感はオケツの民族大移動なのか?痩せるを捨て、あくまでも健康・キレイな身体重視でサイズアップを選ぶのか…、いやはや、別件で脂肪のみ削ぎ落とす方法を検討しちゃうのか?美容軸のみで考えると難しい問題。もう個人的好みの問題な域になるわけです。
ヒールに戻した結果
デニムがキツくなってきたのは、ぺったんこ生活によるウエストラインのストライキ??ヨガによるオケツの民族大移動?どちらが原因なんでしょう?この際、食べ過ぎ疑惑は除きますね。飲んでも食べても10kg増えてもデニムのサイズが変わらないのが、ここ30年間のわたし。とにかく、どうしたらベストなのかを早急に考えなくてはいけません。なので、ぺったんこ生活は一旦中止、ヒールに戻してウエストの経過を見守ることに。というよりも、見守るまでもなく、戻した翌朝にウエストがすっきりしてまいりました!やはり、ヒールとぺったんこでは使う筋肉が違う=ぺったんこは脚長でお腹が太る、ということなのでしょうか。とりあえず、わたしの身体はね…という条件を付け加えておきますが。続いてのオケツ問題。こちらはサイズアップする日まで見送りましょう。女性のお尻の脂肪は大切。老人のようなお肉のないお尻よりも、ふっくらしてヒップアップしている方が可愛いですしね。それにしたって、いわゆる「正しい姿勢」とはなんぞや?ここにきて、わからなくなってきました。
“正しい姿勢” でググってみる
はい、いつものやつですね。わからないときには Google 先生!検索結果より気になるものをひとつ…
めちゃくちゃ気になる内容でして。一部引用しますね。
“正しい姿勢とは体の軸が取れて、体の力が抜けている状態です。そうです!体の力が抜けていることが大前提なのです。人間の背骨のカーブは生まれつき猫背の人もいれば、真っすぐの人もいます。それは骨の形が違うので、残念ながら治すことが出来ません。猫背の人は猫背の人なりの、反り腰の人は反り腰の人なりの体の軸があるので、その軸を意識することが非常に大切となります。”
"正しい姿勢とは?". 西東京市で整体・腰痛治療なら 「うえだ整骨院」. https://www.godhand.biz/15162383397334, (参照 2020-02-13)
人それぞれに正しい姿勢があるだなんて驚きました。それを整体の先生が書いていらっしゃるなんて。最近のわたしは正しい姿勢、そう、“ヨガ的に正しい姿勢” にこだわって生きていたのです。
で、「正しい姿勢」とは何ぞや
今回の落とし穴、ヨガ的に正しい姿勢があるように、その他にも色々場面場面での正しい?いわゆる適切な姿勢があるのではないてしょうか。ヨガにおいての正しい姿勢は疲れにくい姿勢、わたしが求めるものは美的な身体を作れる姿勢と正しさとの中間。少しだけ差があったということなんですね。他にも、気が抜けたとき等の心が落ち着く姿勢。仕事中に楽な姿勢、作業効率がよい姿勢。良い悪いは抜きにして、色々な適切さがあるのだなと改めて感じます。変な話、スケボーをするときに美的な姿勢を貫くとこは難しいです。家事の時にヨガでいう疲れにくい正しい姿勢も作業効率が落ちます。お寿司を握るときにバレエダンサーな姿勢である必要はありません。それはそれでできるようになれば良いことがあるのかもしれないけれど、先述のリンクにあったように生まれ持った骨格の差異を考慮するならば、全てが同じである必要はないのかもしれない。ならば、どうする?どうしましょう。わたしの場合、仕事中はヒールスリッパでOKとしました。足の疲労を感じたらぺったんこに。これ以上ウエストが肥えぬようヒールが大切。身体の声を聞いてケースバイケースでいこうという作戦。それにプラスして、毎朝のストレッチは必須科目にいたしましょう。固ければほぐす。「正しい姿勢」にこだわり過ぎないでおきます。ぺったんこは太るから止めた方がいいよ!でもなく、ヒールは短足になるから止めた方がいいよ!でもなく。好きなときに好きなもんを履いてメンテナンスできればよし!なのです。身体の声が聞ける、自分を感じられる、自分を観察できること、それが一番重要な対策だというのが今回の結論。…今月のお悩みはなんだったんでしょね、半月ほど試行錯誤でした。結局の結果は現状維持でOKという… (笑)
皆様もマイベストボディならぬ、マイベスト姿勢が掴めますように…
お尻の観察は継続いたします。
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![ゆりこ](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/18168747/profile_ac7b9e2cc56f1b6de5de7f1ae62f57fb.png?width=600&crop=1:1,smart)