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第1回愛しのボカン大作戦「こんなんほろんでいい世界」感想

下北沢、本多劇場で明日千秋楽を迎える「こんなんほろんでいい世界」を観劇させていただきました。

小劇場というにはちょっと大きな劇場で、小劇場のような演劇をやったかのようなお芝居でした。
公式ページを見ればわかるのですが、今回は「参劇」という言葉を用いている通り、ちょっと変わった形の没入型演劇です。
観客の中から事前に12名の参劇者を募り、実際に舞台に上げてしまうという……。出演者と参劇者と観劇者で一つの作品を作り上げようという作品でした。

出演者たちは売れない俳優たち。
「参劇者求む」という怪しげな募集に応じて集められ、下北沢の劇場に閉じ込められてしまいます。
そこで何をしたらいいのかも分からず、踊ったり演じたり(これはデスゲームなのでは?)という疑念に駆られたりするうち、徐々に人が増え始め…というのが物語の導入部。

明日でいよいよ大千秋楽を迎えますので、内容をこれ以上知りたくない方はそのまま劇場へ行かれてください。内容に触れた感想は続きのほうに。

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