資格は必要か。その1
手に職をつけよう
私が若い頃から言われている。この場合に"職"というのは、定義があいまいだが、わかりやすく言えば、”資格”があれば、転職には有利とも言い換えらる。それ本当だろうか?
まず、”資格”には、2種類あると私は思う。
一つは、医者や弁護士など、その資格がないと、そもそもその仕事を始められない、いわば”免許”のようなものだ。これらは、多くが国家資格で、その資格を取れば、その仕事を始められるスタートラインに立てる。この場合、多くの人は、その仕事がしたいと思い、その資格を取るため、賢明で勉強してその資格を取るので、わかりやすい。
もう一つは、ファイナンシャルプランナー、宅建や医療事務、またはTOIECや英検なども語学も広い意味ではこの資格に含まれることもある。これらは、なくても業務は出来るが、持っていると”箔(ハク)”あるものだ。
もちろん、持っていることが必須な求人もあるが、やっかいなのは、「あれば尚可」と書かれた求人だ。あればなおいいなら、持ってなくても応募することは問題ない。だが、持っている人が応募していたら、やっぱりそっちが優先されてしまう。だったら、持っておいて損はない。多くの人がそう思うだろう。
中には”資格マニア”のような人がいて、色々な技能/資格を持っている人がいる。そういう人は、そもそも何か新しい知識や知恵を習得するに長けていて、その資格やその資格を通して、何かをしようとは考えていない人でもある。その言う人は、ここでは対象外とする。
必須ではない資格を持っていなくても、採用される人はされるし、持っていても採用されない人はされない。
では、何が、その分かれ道になるのか。それをその2で話したい。
追記:kao1248さんの画像を使わせていただきました。ありがとうございました。
「人生経験の引き出し」がいっぱいあります。何か悩み解決のヒントになる話が提供できるかもしれません。