「腹黒のジレンマ」を読む。 [前編]
すごく面白い。
読んでよかった。
「誰かのこだわりに触れること」が好きなので、読むのが楽しかった。
ちょうど就活を終えて、自分の将来についてたくさん考えていたタイミングだったからなのか、共感したところや刺さったところが沢山あったので、抜き出して感想を書いてみようと思う。
[1章] なんでマンの誕生
・もちろん嫌われることは怖い。だけどぼくは、人に嫌われる怖さ以上に、「人が好き」という気持ちが強い。だって、人間ほどおもしろいものって、なくないか?ぼくはおもしろくない人間なんてこの世に一人もいないと思っている。
これ凄いわかる。
私もヤンキーっぽい人とか1人でいる人とか、自分と違うポジションにいる人と話をするのが好きで、学校でよくある「2人組になってください」って言われたとき友達じゃない人と組んで話したりしてたもん。
同じ年齢で、同じ街に住んで、同じ場所で遊んで、同じ学校に通って、、
同じような環境で生活をしているのに、こんなにも好きなものや考え方が違ったりするんだということが楽しかった。
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[2章] 青春とパンドラの箱
・求められていることに合わせたものや、利益だけを見据えたものはきっと、何より自分が楽しんで作れない。自分が楽しんで作ることって、こんなにも眩しいのかと感じた瞬間だった。
ここはちょっと刺さりすぎた。
刺さりすぎて心臓が痛くなるレベル。
作品制作もSNSも、このnoteだって、
利益を上げることを目的とするなら毎日決めた時間までに上げ続けるなど、多くのファンがつくように演出をすることが必要だと思うけれど、それでは私は苦しい。
好きで始めたはずだったのに、楽しくなくなってしまう。
そんなの悲しいし、いやだ。
こんな思いをしたくないから、私は毎日更新などの「自分に向いてない、自分がやると苦しくなる」ということがわかったものは、やらない。
「自分が楽しいと思えているか」を大切にしようと決めました。
この本を読んで、この決意を持っていていいんだって勝手に背中を押されたような気がしています。
都合よく解釈しすぎ?
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[3章] 働くってなんだろう
・人生のゴールなんて、一瞬の選択で決まるようなものじゃない。夢ってきっと尊くて、果てしなくて、どんな道筋の先にあるかわからない。
これ本当にその通りだなと思う。
もし今失敗して挫けてもまた次やり直せばいいし、別の選択肢をとったっていい。
様々な選択肢を知り、自分で調べて考えて納得した上で進む道が、自分にとっての人生のゴールになるんだと思う。
きっとそう。
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長くなってしまうので、ここで後編へ続きます。
よろしければぜひ。
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