プロレシピイタリアン「シラスのペペロンチーノ」
ニンニクがオイルと合わさった香り
フライパンからパチパチという小気味の良い音がする。
パスタ、オリーブオイル、ニンニク、ペペロンチーノ
たったこれだけの材料で、美味しい!とついお代わりしたくなってしまうパスタ料理の一つ。
諸説あるが、1295年マルコポーロがイタリアへ伝え、発祥はナポリの貧しい人達が食べていたといわれている。貧民がエクストラバージンオリーブオイルを使えるわけはなく、現代のように、美味しいオリーブオイル(エクストラバージン)を使用するようになったのは、第二次世界大戦後だそうだ。
ナポリでペペロンチーノのパスタは、ボルボニカ風なんて言われたりする(vermicelli alla borbonica)
シラス入りピリ辛ペペロンチーノのパスタ
spaghetti aglio olio e peperoncino con bianchetti
スパゲッティ : 80g
ニンニク : 一片
ペペロンチーノ : 1つ(お好みで)
オリーブオイル : 18g
シラス : 大さじ4(お好みで)
塩 : 適宜
イタリアンパセリ :適宜
スパゲッティを茹でている間に、フライパンに、潰したニンニク、ペペロンチーノをオリーブオイルで、ニンニクを焦がさないようにオイルに香りづけをする。パスタの茹で汁を加え、弱火で、フライパンを揺すりながら、オイルと水分を乳化させる。
アルデンテに茹で上がったパスタ、刻んだイタリアンパセリ、シラスを加えて出来上がり。
時短で美味しく、家庭にもやさしいマンマ大助かりのパスタ料理!
その実、料理人泣かせと言われるくらいに、最高に作るには、コツが必要。
食べ終わった後のお皿に残った旨味たっぷりのオリーブオイルをパンで拭って食べるのは、
美味しい!賞賛儀礼。
e una buona pasta semplice! buon appetito!
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