【Mind】 日本人 x 桜 x 生き方
こんにちは。
最も起業家らしくない起業家、奥野有梨亜です。
街を歩いてたら桜が咲いているのがちらほら見える季節になりましたね🌸
東京だったら、この土日あたりが見どころですかね。
昨年の今頃は、コロナ大騒動の真っ只中だったので、外に出るな風潮でなかなかお花見をできるような空気感ではなかったですが、
今年はそこからの反動か、外でお花見を楽しむ人をよく見かけるような気がします。
🌸🌸🌸さくら商戦🌸🌸🌸
この季節になると、街が桜で溢れかえります。
もちろんリアルな桜もそうですが、
いろんな企業が打つ桜キャンペーンにより、街の看板やお店が、
桜!
さくら!!
サクラ!!!!
この季節のスーパーに行くと、
桜チョコ
桜アイス
桜ミルク
桜ビール
味はついてなくても、
桜柄の限定ボトルとか、桜パッケージ!
街中が桜満開です。
本当に日本人って桜が好きですよね。
なぜ日本人は桜が好きなのか?
日本人が桜を愛している歴史は長く、
なんと、古くは古事記にも、日本人が桜を愛でていた記録が残っていて、
平安時代や奈良時代から愛されていた様が見て取れます。
日本人が桜が好きと言われる所以はいくつかありますが、
その中でも、その桜の「短命さ」「潔さ」が、日本人が大事にしている価値観と重なる部分があることがよく挙げられます。
桜は「咲き誇る」と言われるほど、その花を芽吹かせてるその姿は言葉も出ないほど美しく壮観で、ついつい見惚れてしまいます。
けれどその期間は非常に短く、見頃と言えるのは、わずか1〜2週間。
しかもなぜかこの時期にふる「桜散らし」と言われる雨と風で、いつの間にか桜吹雪になってしまって、散っていってしまいます。
この短い期間の中で咲き誇り、そしてあっという間に散っていってしまうその命の短さ、儚さが、
現世に執着せず、儀のために命を捧げていた「武士道」にも通じるものがあるとされています。
あるいは、あらゆるものは刹那的に移り変わって行くとする仏教の「諸行無常」の考えかたの象徴こそが、桜であるとも言われたりもしていますよね。
人の本質が出るのは、「生き様」よりも「死に様」
私は武士道を生きているわけでもないですし、
33年しか生きていない今、常日頃から「死」を意識しているわけではありませんが(笑)
でも、どう自分の人生を全うするか、自分の命を何に捧げるかを決め、信じ抜いて、生きている当時の武士の人たちの生き方は、
少しかっこいいよなと、羨ましく思ったりするのです。
「死」というと、少し重くはなりますが、
何事においても、何かを始める時よりも、何かを「終える」時に、人の本質が現れるのではないでしょうか。
「終わりよければ全て良し」と言ったりもしますが、
人が始めることができるあらゆる物事について、その終わらせかたには多くのパターンがあるわけではないと思っていまして、
・目標、ゴールを達成したとき、やり抜いたとき
・その達成を諦めたとき
の、どちらかじゃないかなと思っています。
もちろん、外部要因により、物事が打ち切られてしまうこともありますが、
その外部要因をどう捉えるか次第で、それを「諦める理由」にするか「前に進める理由」にするかによって、その人の結果は変わるなと思うんです。
そう思うと、やっぱり物事の「終わらせかた」にその人の本質が現れるなと思いますし、
話を飛躍すると、自分の人生さえも、その終わらせかた=死に方に、自分の生き様全てが含まれるんじゃないかなと。
では、私は、どういう死に様をするように、この人生を生きたいか。
何を信じ、何を突き通し、そして何を創り出すのかが、この人生の価値を変えるなって思います。
あなたは、どう、生きたい(死にたい)ですか?
・・・桜の話をし始めたはずなのに、最後は死生観の話になってしまいました。
ライターとして最もやってはいけない、この脈略のない話の持っていきかた(笑)
私の悪い癖です。
精進しますね(笑)
本日は、この辺で。
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