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0か、100か。

わたしと関わる生徒は
「0か100か」という志向の生徒が多くいます。
「100でなければ0と同じだ」という考えです。
実は完璧主義者と言われるのもこのタイプの人が多いです。
もちろんその考えで成功を納めた人もいます
なぜなら
強靭なメンタルを持ち100を目指し、努力し続ける超人がこの世には存在するからです。

しかし多くの場合は追い詰められ苦しくなります。
100に到達しない自分を責め、劣等感に押しつぶされてしまいます。
60でも80でも100でなければ0と同じ。
そういう人は90であっても100に達しないという意味では0も同じと考えてしまいます。
そう思ってしまうのはできるかできないかを評価する日本の教育に問題があるかもしれません。
できる、できないは現段階の結果であって、大切なことはできないことができるようになるまでの道のりです。
進んでいればそれはただの途中経過となります。

現段階で20であれば評価すべきで、
80なら100までもうすぐだ、と喜ぶべきです。
過度な負荷はストレスとなり、
100へ行く可能性を失わせます。
大切なのは
100を目指して歩みを止めないこと、
100を目指して進めば良いのです。

0だって100に向かうスタートラインに立っていれば
わたしは0ではなく○(まる)だと思います。

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