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【映画レビュー】シャッターアイランド


1.ざっくり概要


精神を患った犯罪者が隔離されている島で脱獄事件が起き、保安官としてディカプリオ演じる主人公が乗り込んでいくシーンから始まるサスペンス。この島で行われていること(人体実験)を突き止めようとあがくものの、だんだんと幻覚や暴力が増えていく。2010年公開。

2.感じたこと


トラウマに支配されてしまう人間を描く。見ていて徐々に何を信じるべきかわからなくなってきたが、放火したり灯台で院長と揉み合ったりする時点で、もしかして、やっぱり…という感じになってきた。冒頭から多くの伏線があり、解説サイトを見て理解が深まった。鬼気迫る演技や個性豊かな脇役、舞台と不気味な演出が怖さを盛り上げていた。最後の長い棒状のものは何だったのだろう。

3.終わりに


予想以上に血まみれなシーンが結構あって怖かった。子供が巻き込まれるシーンが特に。けれども、世界観が作り込まれていて、ハラハラして引き込まれた映画だった。公開当時人気だったのも頷ける。

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