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理想の会社②
ワクワク様です〜😊
小説
「理想の会社」 続き・・
パソコンの電源を入れると、鈴木社長から励ましのメッセージと、他のスタッフからも元気の出る言葉が贈られてきていた。
最近は、こうやってみんなで毎日励まし合っている。
鈴木社長が真っ先に毎日一言みんなにメッセージを送ることをはじめた。それに続いて今は、誰もが励ますことを朝の日課にしている。
一人だけでは、めげそうになることはあっても、みんなで励まし合うことで元気になれることがある。朝からいかに意欲を高められるかが、
今日の生産性に大きな影響を及ぼす。
鈴木社長はまた、今日1日のスケジュールを細かく報告してくださる。
打ち合わせがあれば、その目的と内容がわかるように。
社長が、何のために何をしているのかを毎日知ることで、会社全体に一体感が生まれてくる。
業務日報は、上司が部下に出すことで、信頼関係はとても強くなり、その結果黙っていたとしても、誰もが自分のスケジュールを
報告するようになる。
情報の共有化とは、情報がくるのを待つのではなく、自分の持っている情報を他に報告することであり、
そうすることでしか情報の共有化をはかることはできない。
朝起きて初めにやることが、このメールでのやりとりだ。朝起きてから約20分間はこのことに時間を費やしている。
中にはいろいろな相談もメールで送られてくる。
営業部の伊藤健二が、お客様の対応で困っているらしい。
「いつも無理難題を言ってくるお客様がいて困っています。他の仕事まで影響があり、仕事がすべて中途半端になってしまうのです。
気持ちもイライラしてミスが多くなった気がします。こういう時はどうしたらいいのでしょうか?」
よし、出番だ、励まそう。
「そのお客様は、大切なお客様かもしれません。
無理難題があるほど。自分を成長させることができ、それによって他のお客様のいかなる要望にも対処できるようになるのですから。
無理難題をこなせるようになることが、ほんとうの成長だと思います。
無理難題を言うお客様が、私達を成功へと導いてくださっているのかもしれません。
うらやましいな、できることなら今後そのお客様との対応は、私に任せていただけませんか」
続く・・・
クレームはラブレター😊
ラブレターいらっしゃーい💌
さあ面白くなってきたぞー😊
自分の心は自分が決める😊
ワクワク😊