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「例えば?」が苦手、という話

ゆーです。

お休みの日は、比較的のんびりと記事を書いてます。
で、一応夏休み期間ということで…。

のんびり記事にしました。笑

突然ですが、みなさん「例えば?」って聞かれるの怖くないですか?

ボクはこれが、(すごく嫌いです!!!)。←心の中で叫んでます

ボクは普段、研究者として生きてるんですけど、元々めちゃくちゃ感覚人間なので抽象的に物事を考えることが多い
モノゴトの本質なんかも考えたりしますが、それも具体的なものからどんどん抽象度を上げていくので、いつも頭の中にあるのは”ぼんやりとした”こと。
その次元でなら言語化できるようにはしてます。

ただ、誰かに伝えるとなるとイメージしづらいがために、具体的な例を求められることも
で…、

「たとえば?」
「…出ない!!」泣

となることが多い。苦笑

じっくり考えてから書けるようなもの、例えば、メールなり、noteの記事なり、こういうものであれば問題ありません。
時間をかけることができるので!

時間をかけられないという意味では、直接話していなくてもチャットとかは苦手。
頭の中には色々描けるんですが、言葉を紡ぐまでに時間がかかる…。
そこに「たとえば?」なんて来ると、もう軽くパニック。
「返信しなきゃ!」となるのに、何も思いつかないのでフリーズ。
で、余計焦って返信が滞る。

…悪循環ですねー。笑

日常会話ならなんとなくで会話を続けて、時間を稼ぎつつ例を考えるのが多く、結構必死です(たとえば?の話になった時だけですが笑)。、

ボク「あー俺もそういうの昔あったわー」
友達「だよね!どんなやつ経験したの?」
ボク「…ちょっと待って貰っていい?苦笑」

みたいなことは日常茶飯事。
うん?記憶力がただ悪いだけなのか?
こんな感じなので、一時期「なんでなんだろう?」って思ったりもしました。

そんなこんなで過ごしてたんですけど、むしろ逆に「なんでそんな記憶力いいの!?」とか「よくそんなこと覚えてるなぁ」と言われることが増えてきました。

「あれ?ボク、記憶力、悪い方なんじゃなかったのかな?」と不思議に。
で、そこから色々分析しました(研究者ですねー笑)。

しばらくして、なんとなく見えてきた。

ボク、たまにテレビゲームをやるんですが、そんな具体例を一つ。

友達「昔やったゲームで、印象的なところってどこ?」
ボク「…印象的か。思い出せん…。」
友達「例えば、あのゲームの有名なシーンとかは?」
ボク「あ!それなら、その直前のシーンからの誘導が綺麗で、なんならそこに持っていくまでの…」

とまぁ流暢に喋る。
ちなみにボクは、ゲーマーではありません。笑
なんなら、あまりやってない方なので、みんなの会話についていくのに必死です。

で、思いました。
ピンポイントの例えを脳みそから引き出すのが苦手なようです。
物事も経験も、一つの“出来事”として記憶しているので、誰かが「あの時、こんなのあったよねー」と思い出させてくれたら「そういや、あんなこともこんなこともあったよね。あ!あれもあの時か!」という風になります。
そりゃもう、芋づる式に色々思い出します。
なんでもストーリーで覚えてるんですね。

確かに、ストーリーにすることで記憶を定着しやすくするとも言われてますが、普通ストーリーにしないものも多い。
ボクはコレが極端なようなんです。

なので、「例えば?」が1つでも出てきたら、それに紐づいたイメージをどんどん鮮明にお話しできます。

ちなみに、こういう性質を持ってることに気づいてからは、他の部分も変えていきました。
いろんな具体例を挙げないと始まらない会議とかでは、誰かにたくさん出してもらい、ボクはそこを補足するように話すようにしました。


今回なんのお話をしたかったかと言いますと、記憶の仕方にも得手不得手があるということです
そもそも記憶するのが苦手な方もいるかと思います。
おそらくそういう方は、他に得意な部分があります。
いずれの性質も正確に自覚することができれば、誰かと補い合っていけるはずです(こういうのは記憶力に限った話でも無いかと思います)。

ボクに限らず、身の回りに「例えば?」が苦手な人もいるかも?
意識してみるとおもしろいですし、いろいろスムーズに進むかもしれません。
一度お試しあれ!

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ゆー博士
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