初めてのノート
自己紹介
こんにちは。ぼくは名のないピアサポーターです。
年齢は28歳です。コロナウイルスが日本に来た年の春、双極性障害Ⅱ型の診断を受けました。それから、長い月日が経ちました。
現在は、月に1度、仕事終わりに通院しています。
お薬は、インチュニブ3mg、コンサータ18mg、デエビゴ5mg〜10mgです。コンサータとデエビゴは、適宜使用しています。双極性障害の薬としては、イーケプラを使っていました。半年くらい前に主治医と相談して飲むのをやめました。現在は服用していません。お酒は飲みません。
ここでは、当事者としてのぼくが、自己治療のために学んだことや、主治医から教わったことを書いていきます。
いま調子が悪くて、何を知るべきかわからないひとへ、ぼくが何を知ってきたのかを伝えるために、また、自分で思い出すために、このnoteを書いていきたいです。
ぼくは勉強が苦手です。また、本を紹介したいと思っていますが、本を読むのは得意じゃありません。ファンタジーは好きですが、ここで紹介するのはファンタジーではない本の予定です。
また、講師のようなスキルもありません。ですので、正確な知識はご提供できません。噂や口コミ程度に受け取ってください。ご理解いただけますと幸いです。
気になったものについて、ご自身でお勉強してもらえたら何より嬉しいと思っています。
主治医との面談での話題にもしていただけるかもしれません。
Google検索すれば、AIがなんとなくまとめてくれる、便利な世の中にもなりました。
捉え方について
主治医やクリニックの看護師の皆さまをはじめ、インターネットで発信をしてくださる医療に関わる皆さまに、(そしてもちろん、これまでぼくを導いてくれたピアのみんなにも、)いつもたくさんお世話になっています。心から感謝しています。いつもありがとうございます。
また、お薬に関わるお仕事をされているたくさんの方々に、心から感謝しています。いつもありがとうございます。
このnoteは、保険が適用されるような医師の適切な治療を受けること、また必要なお薬を用法容量を守って服用すること前提にしたものです。高額で一般的ではない自費診療等を進めるものではありません。
さて、ぼくは、これから治療をするピアが触れる情報が、恐ろしいものであってほしくないと思っています。
主治医のことも、前の主治医のことも、大好きですし、心から信頼しています。だけど、ぼくの頭をかち割って、脳みそを解剖して、細胞を切り出して、また写真を撮ったり、何かの遺伝子を検査したりして診断をつけたひとはいません。
これはぼくにとって淋しいことですが、ぼくをピアだと思わないピアも、たくさんいます。そしてぼく自身も、自分についてのほんとうのことなんて実を言うとわかりません。
ぼくは、自分が不治の病を持った人間だとか、取り返しのつかない脳の故障をしてしまっただとか、そんなふうには考えていません。かわりに、体を鍛えたり、心を鍛えたりして、成長する子どものように、できることが少なくなってしまった自分をすくすくと大きく育てていこうとしています。そうしていたら、必要なお薬の量も、種類も、怖いことや不安なことも、減らせてきました。
前のクリニックが閉院してしまい、今のクリニックに転院してからは、主治医に双極性障害らしい様子を見せることができていません。
ぼくは、ありとあらゆる困りごとや不便なことを、単に課題としてとらえています。ひとつひとつの課題をクリアして、身軽で心地よい人間を目指したいです。
ピア(ともに困難に立ち向かう同士)へ
ピアは英語でPeerと綴り、ここでは、同じ困難に立ち向かう同士という意味で使います。困難に立ち向かうなら、誰もがピアです。
仲間を助けることをピアサポートと言います。ピアサポートについては、別の機会に触れたいです。※忘れてたら、ぼくのピアのみなさんがコメントで教えてください。
きっと長い長い旅になります。でも、大丈夫です。
共に、ぼちぼち進んでいけたら、きっと暗い旅ではありません。
全ての記事は、いま苦しみに耐えていて、前に進もうとしている、どこに向かって進めばいいかわからないあなたの旅が、挑戦して良かったと思えるように、いま挑戦したいと思えるように、願って書いています。
どうか、小さな希望を手放さず、しっかり胸に宿していてください。
希望も、自分への期待も、ないと不便です。
あなたがどんなひとなのか、ほんとうのことは、いつだって誰も知らないのです。
あなたはきっと誰も見たことがない、誰も予想できない、素敵なひとなのです。
心身の安全確保のお願い
あなたの心や体が、危険に晒されていなくて、安全であることを願っています。
あなたが今居る場所が、あなたにとって安全な場所であることを願っています。
あなたの体に合ったご飯が十分にあることを願っています。
何か恐ろしいことがあるなら、すぐにその出来事から離れるための行動をとってください。
また、うつの状態がひどいときにお勉強をすると、うつが長引いてしまうかもしれません。
前に進むのは、調子が悪くなくて、気が向いたときがいいです。
どうかお願いします。
近況
今朝は8時ごろに目が覚めて、お薬を飲んで、思いついて、メールアドレスを作って、この記事を書きました。ぼくの挑戦が始まってしまってから、もう3時間経ちました。お腹がすきすぎて、心拍数が上がってきましたので、お水を飲んで、おととい買ったバナナの最後のひとつを食べています。バナナおいしい。バナナを食べたら心拍数が下がりました。
いま、ちょうど11:45になりました。ぼくはげんきです。あなたもげんきだといいなと思います。
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