はじめての心療内科

とりあえず心がしんどくて近くの心療内科を調べて予約して、行った。
最初に大量の問診票を書き、順番を待つ。
待合室には数人。年齢は様々な方が受診に来ていた。
みんな外見ではわからない。けど、私と同じように辛いんだろう。そう思った。
そんなことを考えているうちに順番が来た。
小さいクリニックだったので先生は1人。とても優しいよく話を聞いてくれる男性の先生だった。
私もこの数ヶ月であった出来事を全て話した。
会社に診断書を出したほうがいいとのことで書いてもらった。その時の診断名は『心身症』だった。
薬を飲んでも私の一度崩れてしまった心は一向に良くならない。むしろ悪化していく。
薬を飲む→効かない→増える   
この薬がないとダメ。私生きていけない。
永遠とこのループから抜け出せなくなってしまう。
これが精神薬の恐ろしいところなのかもしれない。
そんなある日。自分で自分を傷つけることを知った。傷つけることで『生きてる』を実感していたのだろう。

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