
139『赤と白とロイヤルブルー』固定観念を打ち砕け! 男が男を愛する時・カップル誕生に愛のおすそ分け
配信開始日 2023年8月11日

今回の作品
ケイシー・マクイストンの同名ベストセラー小説を映画化し、アメリカ大統領の息子とイギリスの王子の恋の行方を描いたロマンティックコメディ。
「あ~よかった!!」
ほとんどの映画に涙する
感動屋映画大好きのゆらりです
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「感動した作品を沢山の人に共感してもらいたい」
そんな思いでブログを綴っています
私の栄養補給は‟映画”といっても過言ではありません(笑)
紹介映画を 楽しんで もらえたら
とってもウレシイ!!
それでは
作品紹介いってみよ~う
「ヒューマンドラマ」
「コメディ」
「ラブストーリー」
物語 ★★★★★
キャスト ★★★★★
映像 ★★★★☆
音楽 ★★★☆☆
生き方 ★★★★★
監督 マシュー・ロペス
キャスト
ヘンリー王子
(ニコラス・ガリツィン)
『ハートビート』
アレックス
(テイラー・ザハール・ペレス)

あらすじ
アメリカ初の女性大統領の息子アレックスとイギリスのヘンリー王子は、ともに端正なルックスとカリスマ性を兼ね備え国際的な人気を集めていたが、互いのことを軽蔑しあっていた。ある日、王室行事での2人の口論がタブロイド紙で大きく報じられ、米英関係に亀裂が入りそうになってしまう。事態の修復を図る関係者たちは2人を強制的に仲直りさせ、やがて両者の間には思わぬ友情が芽生えはじめる。
感想
冒頭から私の大好きなR&Bのご紹介
『男が女を愛するとき』
だれもが一度は耳にしたことがあると思う名曲である。
和訳歌詞を見てもらえば分かるのだが、献身的な愛を提供する男性像を想像出来る。そしてこれでもか~~!と自己犠牲(笑)の要素がふんだんに表現されているこのに気づく。名曲の中に時代を見るのです。今の時代、こんな考えは古くなったのだな~と苦笑いする自分に年齢を感じる映画作品でもありました。
それでは映画の感想本題にまいります。
軽くポチっとした「ロマンティックコメディ」
かなり軽く軽く、そしてかなり堪能した作品(笑)
まず設定からして規格外(笑)
イギリス王子にアメリカ大統領の息子
さらには、同性愛を描くそれもコミカルに!
同性愛のラブストーリーをコメディにするとこんなに軽いんだ。そう思える作品です。やはり、私の中に抵抗があるのでしょうね。バイセクシャルとか同性愛とか、自分が無意識に考える壁の様なもの。
だから、何となく重苦しい作品を想像しながら、鑑賞開始したのです。ですが、あまりにも軽すぎて。軽っ!ってな感じの軽さで、心配していた空気感が「0」抵抗なく笑えるのです。
コメディ最高!と思いながら、時代もここまで来たんだな~と嬉しくなってしまいました。
始まりは2人の口喧嘩、ですが国を背負って立つ2人には、うかつに公の場での口論はいただけないのです。ですから仲直りの記者会見で顔が引きつる事を我慢しながら、笑顔を振りまき大衆に仲良しアピールをするのです。
そう、嫌みを言いながら笑顔を振りまく2人。

そして仲良しアピールをしている病院の慰問中に銃声が。そして清掃道具置き場に押し込まれた2人は、何故自分を嫌うのか?そんな疑問をお互いに問ぶつけ合う。それぞれの思いを吐き出すことで、今まで感じていた、わだかまりが溶けていくことに。
そして、意外な感じで友情(?)が芽生えることに。普通すぎる友達としての喧嘩が、解決に進んでいく展開を微笑ましくおもうのです。そして友情を育む2人が美しい???
そしてクリスマスを過ぎ、年末カウントダウンパーティーで事は起こる。沢山の美女達に囲まれて楽しそうなアレックスは、普通通りに美女達とキスを交わすのです。
そんな異国の地で仲間はずれにされている感じのヘンリー王子は突然外に出て行ってしまう。それを追いかけていくアレックスは何がどうしたかわからず「俺が何かしたか?」そう問いかける。
そしてヘンリーは「自分の立場では、好きな相手とつきあう事が許されない」と (。´・ω・)ん? ま~~それなりのお嬢様でなければ無理なんだろうな。そう思うでしょう(笑)瞬間的にそう思う。
そしてヘンリーはアレックスの顔を優しく包みキスを交わすのです。
あっ、そ~~いう事!!あの意味は女性ではなく、男性という事ね!!と
ここまでは何故か悲劇!!お~~ヘンリー叶わぬ夢に打ち砕かれてしまうのね~~と嘆く私。

そしてアレックスはこの夜の事を友人のノーラに相談するのですが、ここが肝です。キスされた事にノーラは驚かないのです。そ~なんです!ここはアメリカ合衆国これが普通なのね(笑)
そしてこの作品を脱力しながら思いっきり楽しめる展開に喜んでいる自分がいる事に気が付くわけです。普通のラブストーリーにときめく感覚を感じながら。
アレックスは大統領の母親の元で何かしらの力になりたいと。アレックスなりの考えを提案していた『テキサス戦略』これが、ここから意外な方向で影響を及ぼしていくのです。意外な形で。そうくるか~~そんな感じなのです。
友情と、愛情、なかなか区別は難しい。ヤキモチなのか、恨みなのか、自分に向けられない愛情をどう考えるのか?男性同士の愛情は女の私には分からない?のか^^
いや、普通の恋人の様に考えるのがいいのでしょうが、なんせお国はアメリカだから(笑)感覚が~~~違い過ぎる??理解するのが大変です。
そしてここで忘れてはいけないのが、恋には何かしらの乗り越える壁がはだかるのが王道です。難関を通過しないと成就しないそれがラブストーリー。それが作品を面白くする要因ですので。外せない要素になりますね。
だから心配ご無用、ちゃんと山場があります。
友情と愛情を育む2人は、秘密にしていた関係を世界中の人にSNSで公開されてしまうのです。それはアレックスの旧友のサイトから。そして、アレックスの母親の大統領の立場が揺らいでくるわけです。窮地に追い込まれる2人がとった行動は??

最後
このゲイカップルが及ぼす影響が大衆に支持されていく描写がちょっとした感動を呼ぶのです。どん底まで落ちた2人の関係はどんな形で着地点に着くのか?

時代がここまできたことに、別な意味感動したのです。同性愛カップルのラブストーリーをここまで軽る、軽やかに表現できる。今の時代を喜びます。重苦しいその偏見のない世界観がとても微笑ましい。
そして、ここで終わる。と思っていた作品に続編が作られている事に世論の良好な反応が後押しとなり可視化されていると思える事が更に嬉しい。
エンドロール最後まで観る事をおすすめします。
たまにありますよね。最後に伏線回収って^^
『誰か気づいたかな?』
(。´・ω・)ん?
最後の最後お楽しみ。
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映画の為に生きている(笑)
映画という名のビタミン剤
映画ドラマって本当にいいですね~💓
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