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124 「スタンリーのお弁当箱」 映画鑑賞する前に・ちょっと立ち読み 生きる強さが半端ない!!
劇場公開日 2013年6月29日
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今回の作品
アクションやミュージカルが詰め込まれた娯楽大作映画が主流のインド映画界で、素人の子どもたちを集めて撮られた小作ながらも、大ヒットを記録したハートフル・コメディドラマ
こんにちは~映画大好きのゆらりです
当ブログにお越しいただきありがとうございます。
初めてお越し頂いた方も以前からごひいきにして頂いている方も
貴方との繋がりをもてた「映画という素晴らしいものに」感謝します
私の栄養補給は‟映画”といっても過言ではありません(笑)
「感動した作品を沢山の人に共感してもらいたい」
そんな思いでブログを綴っています
氣になった作品をみて元氣になってもらえたら
それだけでHappy~
それでは
作品紹介
いってみよ~う
「超オススメ映画」
「ヒューマンドラマ」
「ハートフルコメディ」
泣ける ★★★★★
笑える ★★★☆☆
切なさ ★★★★☆
生命力 ★★★★★
監督 アモール・グプテ
キャスト
人気者スタンリー (パルソー)
国語教師ヴァルマー (アモール・グプテ)
あらすじ
いつも周囲を笑わせているクラスの人気者スタンリー(パルソー)は、家庭の事情によりお弁当が用意されることはなかった。昼食の間は一人で過ごし、水道水で空腹を満たしている彼を見かねたクラスメートたちは、自分のお弁当を少しずつ分けていた。しかし、その様子を見た先生の言葉に傷ついたスタンリーは、学校に行かなくなってしまい……。
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感想
インド映画にはまりつつある昨今、氣にはなりつつ素通りしてきた作品であるやっと観ることにしました。最近はいい意味で予想を裏切られる、そんなものが多く嬉しい悲鳴が聞こえます。この作品もその一つ、後半はほとんど泣きっぱなし(笑)涙がダダ漏れ、止まらない。コタツの上は鼻水ティッシュの山。まいったな~そんな感じです。
インドの学校事情が分かりずらいので何ともいえないが、日本では給食が当たり前のことになっていて、日本の給食のシステムには恵まれていると再認識する作品でもありました。
そして、登場人物の人間性とでもいうのか中盤まで平常心で観ることが出来ませんでした。自分の‟怒り”を横に認識しながらそれをなだめる自分も再確認「どうどうどう」まるで馬でもなだめるように、自分を落ち着かせているもう一人の自分・・・
「あり得ないだろう!そんなこと」そう思う反面「いや、まてよ!」自分の周りでもたぶんきっとこんな事あるんだろう。そう瞬間的に反応しながら脳みその記憶を振り返ってみた。
‟大人”という鎧を身にまとい本当じゃない「理不尽な」なにかを押し付ける、子供にとっては反論する場が与えられない逃げ場をふさがれ、圧力をかけるられるのである。子供を人として対等に接しているか私達大人のあり方がまざまざと浮彫にされている感じです。
かなり怒りがこみ上げてくる作品でもありましたが、スタンリーとヴァルマー先生は本物の親子だと鑑賞後に知って、別な意味でやっぱり演技だったのね~(笑)と確信できたことで、なんだかホッとできるのでした。
インド映画では珍しくダンスシーンもなけれは歌もない、なのにここまでの作品に仕上がっていることに感動です。一番の魅力は『生きる力』です。こんな子供に生きる術を教えてもらった気がします。そして、「トラッシュ」を思いだしました。
『トラッシュ』
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人間は想像以上に強いのです。真剣に生きている人にはちゃんと味方がついているのでしょう。インドの社会問題を浮き彫りにしながらその問題を乗り越えていくスタンリー 生きる力 人間の強さ を強く強く感じながら『人間の生命力の強さを』喜びと感嘆の想いで観ることが出来ることと思います。
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最後
大人になるにつれて計算高くなり今を生きることよりも未来の心配ばかりする自分に警告を出されている!イエローカードですね(笑)
物語がラストに向かう時に心のどこかに引っかかる疑問が徐々に解けるわけなのですが・・・やはり、また大泣きです そして自分が母親であることの役割を感謝するとと共に 幸せをかみしめる思いでいっぱいになりました。
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レッドカードが出される前に今を楽しむ生活を心がけようそう思える作品なんです。
最後 さあ!朝だよ! お弁当をを持って学校に行くスタンリーの姿が未来に羽ばたく鳥のように輝いてみえました 美しい!!
映画の為に生きている(笑)
映画という名のビタミン剤
映画ドラマって本当にいいですね~💓
最後までよんでいただきありがとうございます
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