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流行りのオンラインセミナーで新しい所有の方法を知った
自粛ムードが続く中、オンラインでのイベント開催が一般的になってきました。今後イベント開催方式の一つとして欠かせなくなるであろうオンラインでのイベントに積極的に参加して、動向を追っています。
今回は、オンラインでのイベントの動向をまとめた後で、直近で参加した二つのオンラインセミナーの内容をサマライズし、そこから見えてきた新しい所有の方法について考えをまとめます。
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オンラインイベントの一般化
日頃から活用しているイベントサイトPeatixから得た主観的な情報ですが、2020年4月下旬ころからオンライン開催を謳ったイベント告知が増えてきました。3月から4月半ばにかけてはイベントがキャンセルされるなどして告知自体がほぼ無かったのですが、5月初旬の開催日のオンラインイベントが4月17日を過ぎて徐々に告知されていった記憶があります。主催をサポートするイベント会社側でも、オンラインでのイベント開催を支援する機能更新をする等、動きがあったようです。
少し前までは、主催者側も参加者側も不慣れなオンラインでのイベント開催は、イベントの開催形式としてはほとんど採用されてきませんでした。ゴールデンウィークに集合でのイベント開催を予定していた主催者が、①YouTubeでのオンライン配信等の既存のサービス駆使や②オンライン展示会アプリのRemoを利用する等新しいサービスの活用を検討して、イベント開催を手探りで実現させていったことが分かります。
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かおりを所有する
『香りとテクノロジーで世の中をアップデートする』と題したCODE Meee代表 太田 賢司さんのお話を聞くセミナーに参加しました。
CODE Meeeは横浜のスタートアップ企業で、顧客のWeb上のかおりに関する質問の回答とSNS投稿データをもとにAIによって顧客に最適なかおりを分析して処方、サブスクリプション形式で購入できるようにするサービスを提供しています。もともと研究者である太田さんは土日にMBAスクールに通うなどして起業されたそうで、技術や研究結果を事業に落とし込んでいったというお話が面白かったです。
かおりという感覚的なものをデータに落とし込むことで、可視化して相手に見せたり所有したりすることが可能になりそうです。遺伝子レベルで分析した好みのかおりのデータをp5.jsやD3.jsでビジュアライズしてみて、アクセサリーとして持ち歩きたいです。
ウイスキーをトークンで所有する
『ウィスキーをデジタル証券化する!』と題した一般社団法人日本セキュリティトークン協会主催のセミナーに参加しました。
Waveは米国のアセマネ会社?で、 Wave Kentucky Whiskey 2020 Digital Fundを運営しています。米国の蒸留所から実際に樽単位でバーボンウイスキーを購入する契約を締結し、ウイスキーの棚卸資産価値に裏付けされたデジタル証券(トークン)をファンドの投資家が購入することを可能にしています。持ち運ぶこと自体がリスクなウイスキーをクラウドファンディングよりコストの低い形で提供することに意味があるという解説に納得しました。
実際のファンドでは樽単位での管理をしているそうですが、経年劣化せず資産価値が上がり続けるウイスキーを技術的にはグラス単位で所有可能だそうで、わくわくします。
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総括
・オンラインでのセミナー参加が、情報収集や交流の選択肢の一つとして当たり前になってきた。
・デジタル化で、かおりもお酒の一杯も可視化しどこにいても所有できるようになる。
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