ちよだWACもくもく会 vol.1開催報告
2023年4月16日、ちよだWeekend Artist Caravanは第一回のイベントを開催しました。状況を報告します。
ドキドキ、もくもく会
千代田区長肝いりの「ちよだをつなげる女性30人」のチームの一つとして発足したちよだWeekend Artist Caravanは、発足した2022年度内に何度か打ち合わせを重ね、第一回のイベント開催を目指してきました。
なかなかタイミングが合わず、4月中旬のイベント開催を強行する形に。メンバーの想いをないがしろにしていないか、本当にイベントは成立するのかという不安を抱え、できることのみをとりあえず進めました。もともと「ちよだをつなげる女性30人」の同窓会として第1期生・第2期生がお話をする知り合い同士の場でも良いと思っていたこともあり、大々的な事前告知をせず、直前の1週間で千代田区地域振興部とちよだコミュニティラボさんに告知をお願いしただけのまま、当日を迎えました。
一桁台の参加者名簿を手に、当日の設営に取り掛かります。誰も来なかったらWACメンバーだけでひたすら作業だけしようと諦め半分の気持ちでおりました。
ワクワク、もくもく会
結果としては、入れ替わり立ち替わり、ゲスト参加の方も含めて、どうにか二桁台(Artist:2, 見学:8)の参加を達成しました。Weekend Artist2名が、それぞれ漫画家体験ワークショップ&コラージュしおり紹介、電気資材によるアクセサリー制作体験を実施。見学という形式で参加された方からは、手を動かしながら日常では触れることのない世界の扉を開け、「楽しかった!」「興味深い」との声を頂きました。
晴れたかと思えば土砂降りになるあいにくの天候でしたが、お約束頂いた方は足元の悪い状況にも関わらずお顔を見せてくださいました。サプライズで、千代田区の「ちよだをつなげる女性30人」の担当課の係長、そして区議会選挙の応援の合間を縫って樋口区長がお見えになった時は、主催者として感激しました。
アーティスト活動を通じた持続的な地域コミュニティの醸成が実際にどのような形で実現していくのかを目に見える形とするための実験的なイベントとなりましたが、参加者の方それぞれがアーティスト活動を通じて、新たな世界と出会ったり、千代田区の多様性を知る場になったように感じています。
課題となった「活動場所確保のための費用負担」「想いを同じくする参加者の集め方」「他団体とのコラボを含めた活動の展開」については、当日の参加者同士で意見交換を行いました。
アーティスト活動及びその体験活動の時間は各自しっかりと集中し、その集中の中から生まれた会話を通じて、より本質的なコミニュケーションをはかることができました。イベントの開始時と終了時に、参加者同士で当日の目標と進捗を共有するもくもく会の形式をかろうじて保ち、もくもく会の良さを十分に活かした内容となったことに安堵しています。
アーティスト活動がもたらす、ワクワクとドキドキ
今後は千代田区内でゲリラWeekend Artistが登場しそうです。活動を通じて、目的(アーティスト活動を通じた持続的な地域コミュニティの醸成)を体感して頂き、賛同者やWeekend Artistを増やしていきたいです。
「わたしとアートは縁遠いな」と感じてらっしゃる方も、アーティストと名乗ってみることで始まる自らの新しい生き方を楽しんでいただけると思います。普段の生活では実現できないことを実現する環境を、みなさんと一緒に作っていきたいです。
今後とも、Weekend Artist Caravanにご注目ください。