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出社するって健康的?!

2022年、育休明けで復職した先はほぼルーティンワークのゆとり部署で、週の出社は1回のみ。その週1の出社日さえただの電話番で、自分宛に来る電話なんかないし、週4の在宅の間も自分宛に来るメールすらほぼなし。

繁忙期はあったので、ものすごく忙しく準備しなければならない時もあったけど、全てが「私じゃなくてもいい」仕事だった。

暇で暇で仕方がないと友人な家族に話しても、「そんな楽な仕事ないよ、給料もらえるならサイコーじゃん!なんか好きなことしなよ!」と言ってもらえるけれど、一応在宅でも勤務は勤務なので、PCはオンラインにしておくために適当にマウス動かしたり、適当にファイル開いては保存して日付更新したり笑

「休み!」ではないので堂々と席を離れられない。たまーにかかってくる転送電話は出なきゃいけない。

自分は誰のために何をしてるんだ?!という感覚で、本気で病みそうになった(実際病んだ)。


そんな生活を抜け出した2023年5月。

勤務場所も変わり、産休前の職場への復職。ほぼ100%出社することになり、15分ほど通勤時間も増えた。送り迎えがギリギリなので、帰りは全力で(本当に全力ダッシュで)乗り換え駅を走り抜け、お迎え時間ギリっギリに滑り込む生活。

この生活のなんて健康的たるや!!

くる連絡はほぼ全て自分ゴトだし、自分で事を動かせる感覚。人と人とがつながっている感覚。チームで議論しながら進めていける環境。好きな服を着て、靴を履いて、口紅を塗って、朝のひんやりした空気を吸って出社する朝。みんなもがんばってるなぁーと感じられる通勤電車内。へとへとになって眠る夜。

全てにメリハリが生まれ、なんて健康的なの!
と、不安に思っていた毎回出社生活が大好きになった1年間だった。

外に出て、堂々としている方が自分に自信がつく。自分の価値や存在意義、必要とされてる感覚、自己肯定感。すべては家に籠りきりだと沈んでしまうものなのではないかなーと、感じる。

毎日の空を見上げて、パシャっとシャッターを切る。

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