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自分の強みをブランディングする方法

"強み"は必ず好きなことの中にある
"強み"を見つける最大の近道は、社会とのかかわりで気持ちよかった文脈(≒自分が好きなことをしている文脈)をどんどん列挙すること
人はTCLの3種類のタイプにわけれ、それぞれ適職があると考えられている
Thinking, Communication, Leadership、自分はどの属性に特徴を持つか?
大前提として「伝え方(HOW)」よりも「中身(WHAT)」こそが、遥かに重要な意味を持つ
話し方の巧拙よりも、話している内容こそが、君の価値を決定することを忘れてはならない
確信を持って言えることは、土壇場において、あるいは人生において、「伝え方が9割」ではなく「内容が10割」だということだ
伝え方は、中身があって初めて価値を持つ
0に何を掛けてもゼロなように、中身のない話を立て板に水のように話したところで、誰の頭にも心にも響かない
普通であれば誠実に日本語を話すだけでHOWはなかなかゼロにならない
いっぽうでWHAT(中身)は容易にゼロになる
WHATがほとんどゼロなのに気にしてない人の頭上にこそ、死兆星は輝いている
HOWの前に必ずWHATを考える

著者はプレゼンテーションでも面接でも緊張はしないという
著名な人物と会う時も、何千人の前でしゃべるときも、緊張することは皆無だという
最近の話ではなく、ここ20年間はずっとそうだという
なぜか?
著者は、緊張から解放されるための「ある準備」をしているからだという
「ある準備」とは何か?
それは自分自身のブランドである「My Brand」を予め設計しておくことである
この準備のおかげで、上手に話そうとは全く思わなくて良い状態となる
元々は緊張しないためではなく、社交性に欠ける著者が、周囲から市民権を得やすくするために始めたものである
「あいつはああいう奴だけど、こういうところには価値があるから、まあ、しゃあないな」と思ってもらうこと
それを一人や二人ではなく、周辺に一貫した一定のブランドイメージとして確立する
ブランドは自然にできるものだと思っている人も少なくないが、真実はそうではない
一流のマーケターは、ブランドを意図的に設計したり改造したりするノウハウを持っている
自分自身の「キャラ設定」を明確に書き出して、出来る限りその設定どおりに日々行動する
この「My Brand」を一度しっかりと設計して定義しておくと、その後が非常に楽になる
面接だろうがプレゼンだろうが、日頃の行いもすべて、このMy Brandのシンプルな設計図通りに自分が認識されるよう、一貫した行動を心がけるだけで良いのである
「自分」はもう決まっているので、相手によってコロコロ変える必要もない
My Brand設計の前提は、どこで戦うのか(WHERE)、誰に買ってもらうのか(WHO)、何を買ってもらうのか(WHAT)の3つ
My Brand設計のポイントは、相手にとって十分価値になり得るか(Value)、信じられるか(Believe)、際立っているか(Scarcity)、自分の本質と一致しているか(Consistency)の4つ
次に重要なのは、「問答無用な実績」である
君がまず躍起になるべきは、ブランドを構築する一貫した行動と、結果を出すことにこだわること、その2つだけである


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