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学校では教えてくれない世界の秘密

やりたいことが分からないのは、選択肢を知らないからではない
オプションが多すぎることはむしろストレスとなる
脳の構造上、選択肢が多いと相乗的に負荷が増すため、悩みによるストレスが強くなる
問題の本質は世界を知らないことではなく、自分自身のことを知らないことである
自分の中に「軸」がなければいくら選択肢があっても永遠に解に辿り着くことはできない
軸の例とは「生涯年収を出来るだけ上げたい」「クルマが好きだから車業界に入りたい」等
人にとっての軸は複数あるのが当たり前かつ未来になると軸は変化する
Self awarenessとは、自分が何者で、どういう特徴があって、どういう時に幸せを感じるか、を自己認識することである
「経験がないのに考えても仕方ない」は間違いである
世界は不平等であることが、むしろ平等である事実に気づくべし
外見的違いあることからわかるように、当人の責任とは全く関係なく、人は生まれつき違っている、同じでも平等でもない、極めて不平等に世界は出来ている、まずはこの事実を直視しよう
身体的能力の差よりも、大きな格差を生むのが「知力の違い」である
人間の両腕がどれだけ優れていても空を飛ぶことはできないし、脚がどれだけ強くなっても馬には敵わない
しかし人間が知力を使えば飛行機でも自動車でも創り出せるように、限界しらずの可能性を持っているのが知力である
だからこそ、その差によるインパクトは大きい
表層的な友愛論者は「貧しい家庭のために経済格差を無くそう」というが、実はもっと不公平で残酷な問題がある
経済格差よりも異次元的にどうしようもない、埋めようがない残酷な格差、それが「知力の格差」である
経済格差は「原因」ではなく、知力の格差がもたらした「結果」に過ぎない
資本主義とは、人間の「欲」をエネルギーにして、人々を競争させることで社会を発展させる構造を持つ
資本主義とは文字通り、資本家のために作られたルールであり、資本家が勝つように設計されていることを知らねばならない
分かりやすく言うと、資本主義社会とは、サラリーマンを働かせて、資本家が儲ける構造のことである
サラリーマンの中にはIQ(知力)が高い人は山ほどいるのはなぜか?それが彼らのパースペクティブの限界だからである
日本の教育システムは、大量の優秀なサラリーマン(労働者)を生産するように作られている
自分に勝るとも劣らない優秀な人間をたくさん集めて、ピラミッドの階段を上らせて気持ちよく働かせ、最後に圧倒的に儲けるのは資本家である
何度も言うが、この世界は平等ではなく、資本家のために都合良く構造が作られている
1つ例を挙げるのであれば、汗水垂らして働いたサラリーマンの所得にかかる最高税率は5割をゆうに超えるが、汗を一滴も流さない資本家の株主配当に対して税は2割しかかからない
そういうことはちゃんと知っておいた方がいい
サラリーマンの外に資本家の世界があることを知っておこう
本当にぶち抜けたいなら、資本家に成り上がるしかない
株は過去数十年の年平均で7~8%儲かっている
つまり偏差値50程度あれば、これからの数十年も同程度に儲かると考えるのは1つの論理的な考え方である
平均7%と仮定すると年間700万円の税前収入を得るためには、約1億円の手元資金が必要となる
企業の株を成功報酬として持つやり方は「創業者型」と「経営改善型」の2つ
たとえば資本金100万円で起業した会社を10億円で売却できれば一撃で富裕層になれる
数年で小規模の会社を創っては誰かに売り、また創っては売ることを繰り返しているプロ起業家もたくさんいる
「経営改善型」は労働者から資本家に成り上がる典型的な道筋であるが、自分の市場価値が相当に高いことが必須条件となる
起業家のやりがいとは「自由」にすべて集約される
「Everything has cost」サラリーマンには特有の苦労があり、起業してもまた別の特有の苦労がある
貧乏には特有の悩みがあるように、資産を持てはまた別の特有の悩みが出てくる
資本家になるべきとか、サラリーマンになるべきとか、単純な答えがあるわけではない
大事なことは、できるだけパースペクティブを広く持つことで、自分にとってより適した生き方を選べる状態にあるということである
自分自身が一度きりの人生を好きなように生きるために。


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