さんぽ ①
ここ一ヶ月ほど、外出しない日、ごはんを食べる前、起き抜けに散歩をしています。
基本的には近所の公園をぶらついているのですが、歩いているうちに、コンビニで買った小さいメモ帳にスケッチをすることが日課になりました。
日々周囲を見回して、描きたいものをその場で探すのです。
わたしは、わたし自身…望む画力には到底ほぼまったく至っていない(悲しいことに…)ので、「うわぁ〜ヘタだな〜!」というスケッチが毎日積み上がっていっています。
それでも、さんぽついでのスケッチについては、絵がうまくなりたくてしているわけではないと割り切っているので、「別にヘタでもいいか!」といったお気楽な気分です。
それというのも、わたしにとって描くという行為には、目的が二種類あるからです。
第一に、描いた絵を良いものにすること。
第二に、描くために対象物をより識ろうとすること。
さんぽに付随するスケッチは、私の中でこのふたつめの理由でしているものなのです。
花の咲きかたや、枝の別れかた、葉の形の法則性…などなど。
家でパソコンに向かっているとわからないことが、外のものを風景よりも一段クローズアップして観察することで突然わかったりして、自然ってすごいなぁ…と驚きます。
また、スケッチをするという行為で、自分のその日の精神状態を知ることもできます。
冷静な時は比較的いい絵が描けますが、お腹が減っていたり、なんだかイライラしていたりと心が乱れている時は、相当にグチャグチャの絵になってしまいます。
スケッチには観察が必要不可欠なので、冷静でない時にはものの構造や、描き方の順序などが整理できていないなと感じることも多いです。
スケッチをすることで、自分のその日の精神状態を自分で知ることになると、その日の仕事の進め方を考えることもできて、そこそこ、役立っているような気がします。
そんなわけで、以下に、これまでに続けたぶんを載せてみようと思います。
下手くそなのをはぶくのも何か違う気がするので、そのままです。
とりあえず5日分。
スケッチも、今後も少しづつ載せていきたいのですが、冬は寒いから、鉄の意志が必要かもしれません。
さいきんは、温まるものをいれるのに、小さくてスマートな水筒がほしいなぁ、と思うようになりましたが、選り好みをしているうちに冬が終わるような気もしています。
お金もかからない趣味なので今後も続けられたらいいなと思っています。
わぶ
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