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クリスマスのデザート&お菓子事情_パリ節約自炊生活番外編

この時期、パリのスーパーマーケットやクリスマスマーケットにはデザート&お菓子が満載です。クリスマスといえばショートケーキ!かと思いきや、パリのクリスマスのデザート&お菓子事情はちょっと違うようです。という事で今回は、日本でお馴染みのデザートものから珍しいお菓子まで、パリのクリスマスのデザート&お菓子事情をお伝えします。

◆クリスマスといえばビュッシュ・ド・ノエル

クリスマスのケーキといえば、何は無くともビュッシュ・ド・ノエル!日本ではどこの菓子店でもスーパーマーケットでもショートケーキが断トツ1番人気だと思いますが、パリではペストリーもでスーパーでも、この時期はビュッシュ・ド・ノエル一色になります。大きいサイズはもちろん、写真のような1人前のビュッシュ・ド・ノエルがあるのも良いところ。クリームの味違いで家族でシェアしたり、楽しみ方が広がります。

◆パンドーロ&パネトーネ

パンドーロもパネトーネもイタリア発祥の焼菓子で、フランスのクリスマス必須アイテム、どこのスーパーでも菓子店でも山盛り販売しています。パネトーネは最近日本でも売られていてご存知の方も多いと思いますが、ドライフルーツが入ったブリオッシュ型の甘いパンです。上の写真はパンドーロ、ドライフルーツが入っていない甘いパンで、八角形の形をしています。箱入りだったり可愛らしい缶入りだったり、この時期は様々なパンドーロ&パネトーネがお店に並びます。

◆ブール・ド・ノエル

こちらはクリスマスマーケットで良く見かけるブール・ド・ノエルというお菓子。大きなマシュマロのようなお菓子に様々なチョコレートがコーティングされています。なぜかスーパーマーケットでは見かけませんが、クリスマスマーケットではこのようにモコモコ陳列されていて本当に可愛らしく目を惹きます。

◆ヌガー

クリスマス以外でもパリでは良く見かけるヌガーですが、クリスマスマーケットには必ずと言っていいほどヌガーのお店が出ています。ヌガーはナッツ入りのキャラメルのようなお菓子で、混ぜ込むナッツにより様々な味が楽しめます。かなり大きな塊で売られていますが、量り売りで好きな量を注文する事ができます。こちらのお店では、キャラメリゼしたアーモンドの出来立てを販売していて、甘い香りが辺りに容赦なく漂い思わず足を止めてしまいます。

◆シュトーレン

日本でも有名なシュトーレン、実はドイツ生まれのお菓子なので、パリでも良く見かけますが、パンドーロ&パネトーネに比べると後塵を拝している印象です。それでもやはり消費量は多いようで、物価の高いパリですがシュトレーンは日本に比べるとかなりお安いです。写真のシュトレーンはミニサイズですが4€(約520円)と、とてもお買い得でした。

◆箱入りチョコレート

11月後半からスーパーマーケットで爆陳(大量陳列)されるのがこちらの箱入りチョコレート。様々な種類のチョコレートが詰め込まれていて、かなり沢山入っています。自宅で食べるのか、お使い物なのか定かではないのですが、とんでもない量を販売しているので、かなり需要があるのだと推察されます。

パリでは12月に入ると街中が一気にクリスマスムード。クリスマス当日だけでなく、クリスマスに向けてちょっとずつ飾り付けをしたり、ちょっとずつお菓子をいただいたり、気分を盛り上げていきます。という事で、当日にいただく生ケーキだけでなく、様々な種類のお菓子でだんだんと気分を盛り上げていくあたりが、フランスらしいクリスマスの楽しみ方だなと感じました。

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