パリお外ごはん Les Enfants Rouges (フレンチ) _パリ節約自炊生活番外編
以前一度ディナーでお伺いしたこちらのお店にランチで再訪しました。日本人オーナーシェフのお店でスタッフも日本人の方がいて丁寧に説明してくださるため、旅行で来仏の際にも利用しやすいお店ですが、店内は地元の皆さんでいつもいっぱいなので、予約は必須です。前回に続き、今回もとても素敵なお料理をいただく事ができました。
店名:Les Enfants Rouges
住所:9, rue de Beauce – 75003 Paris
パリの表参道、マレ地区の北側の小道に立地するお店です。この日は当日にランチの予約をしましたが、快く受け入れていただきました。前菜・メイン・デザートorチーズの3品をいただくランチコースは平日は38€、週末は50€となっています。
◆アミューズ
バターナッツカボチャのムース、カリカリのカカオ?のようなクランブルがかかっています。秋らしくふわりと優しい食感の一皿です。
◆前菜
写真上は「コーンの温かいスープ、フォアグラ、西洋わさびのムース、砕いたカカオの実」。見た目はシンプルなコーンスープですが、中に濃厚なフォアグラ、上には爽やかな西洋わさびのムースととてもバランスのよい一皿です。
写真下は「ウイキョウでマリネしたサーモン、麦、マスタードとディルのソース」。ねっとり濃厚なサーモンに爽やかなウイキョウとソースがとても良く合いワインを唆る一品でした。
◆メイン
写真上は「スズキのテンプラ、オマール海老のクリームソース、インゲン・ラディッシュ・ズッキーニのサラダ・グリスしたアボガド」、
写真中・下は「鹿肉のシベ、ジロール茸、オッソイラティ(羊のチーズ)とジャガイモのグラタン、ほうれん草のソテー、スパイス」。鹿肉を赤ワインで煮込んだココットを、写真下のグラタン皿に移し替えていただくという個性的なメニューです。鹿肉は初めていただきましたが、赤ワインでしっかりと煮込まれていて濃厚な旨味を感じさせながらも柔らかい食感で大変美味しく、付け合わせのグラタンも良い濃厚さを加えて食べ応えのある一皿でした。
◆デザート
写真上は「イチジク、抹茶のクリーム、ミント、ピスタチオ」。季節のイチヂクの淡い甘みに、爽やかな抹茶のクリームの苦味とミントの風味がアクセントになっていて、ボリューム感がありながらあっさりといただける一皿でした。
写真下はチーズの盛り合わせ、牛・羊・山羊と様々な種類が楽しめるアソートで、左上には唐辛子のジャム!甘いのに後からピリリと辛い、不思議な美味しさでした。
何時伺ってもハズレの無いこちらのお店、また大事なお客様が来た時に伺いたいと思います。