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パリお外ごはん Le Bistrot d'Henri (パリ節約自炊生活番外編)

パリはめっきり秋から冬へ。この日は旦那様が以前仕事でお世話になった皆様が来仏されたので、サンジェルマンデプレ地区にあるこちらのビストロにお邪魔しました。人気店とは聞いていましたが、19時ディナーオープンと共に一気に満席、その後も外に行列ができていました。小さいお店ですが、スタッフの皆さんもとても感じがよく、英語で予約OK、英語メニューあり、スタッフさんも英語OK、シェアもOKという事でとても使い勝手の良いお店をまた見つけてしまいました♪

店名:Le Bistrot d'Henri
住所:16 Rue Princesse, 75006 Paris

お店はサンジェルマンデプレ駅からすぐ、無印良品やUNIQLOがお店を構えるハイソなエリアにあります。店名は直訳すると“アンリさんのビストロ”。どの方がアンリさんか最後まで分かりませんでしたが、スタッフの皆さんがとても感じがよく、シェアも追加のオーダーも気持ちよく対応してくださいました。

ちなみに余談ですが、シェアや追加オーダーを受けてくれるという事が、しかも笑顔で受けてくれるという事が、パリではとても有り難い事なのです。パリにいて感じる事は、お客様は神様ではない(むしろ神は死んだ)ので、顧客側は、プロとしてサーヴするスタッフの皆さんに選ばれる立場であり、スタッフの皆さんに気持ち良くサーヴしてもらうよう心掛ける事が求められます。フランス語が話せるか否かは関係なく、メニューを持ってきてくれる、カトラリーを置いてくれる、皿を下げてくれる、その一つ一つに「merci!」と感謝を示す事が重要です。この辺りは、追ってまとめて書きたいと思います。

この日は6人で伺ったので、前菜3皿、メイン3皿、デザート2皿+チーズをとって皆さんでシェアしました。

◆前菜

写真上はお店特製サラダ、鴨ロースト、チーズ、アボガドが乗ったシンプルなサラダですが、強い燻製の香りがしてとても個性的で美味しかったです。
写真中はスモークサーモン、珍しく野菜満載でバランス良の良い一皿でした。
写真下は自家製鶏レバーのテリーヌ、レバーの臭みは全くなく、濃厚な旨味がお酒にもパンにも良く合う一皿でした。

◆メイン

写真上はスズキのソテー、ポロ葱のクリームソースがたんぱくなスズキによく絡んでバランスの良い一皿です。
写真中は牛フィレ肉のステーキ、ミディアムレアに火入れされたお肉は噛むほどにジュワッと肉汁が出てくるちょうど良い火加減と塩加減で、付け合わせのポテトもクリーミーで大変美味しくいただきました。
写真下は本日のリゾットで注文した海老クリームリゾット、個人的にはこの日一番美味しかったのがこちら、濃厚な海老の風味とクリーミーでアルデンテなお米が大変よく合い、香りも味も歯ごたえも楽しめる一皿でした。

◆デザート

パリのビストロやレストランでは、前菜・メインに続いて選ぶのは、デザートorチーズです。この二つが同列の選択肢である事に日本人的には不思議な感じがしてしまいますが、これがフランスでは一般的なようです。この日は6人と大所帯だったので、チーズ盛り合わせ1皿t、デザート2皿をいただきました。
写真上はチーズ盛り合わせ、お店によって盛り合わせの内容が全く異なるのがフランスの楽しいところ、この日も個性的な3つのチーズをいただく事ができました。
写真中は日本でいうとプリン、濃厚でボリュームがあるのにまた食べたくなるような懐かしい味わいです。
写真下は、中と若干かぶっていますがクレームブリュレ、かぶっているようで濃厚さは微妙に異なり、こちらもこちらで大変美味しかったです。

冬は10℃を切るようになったパリで、外に行列していたので食事が終わったらそそくさとおいとましてしまいましたが、とても美味しく対応も素敵なお店だったので、また伺いたいと思います♪


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