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内向型はシングルタスクでいい。マルチタスクは、実は錯覚?
ご覧いただきありがとうございます!
優なぎです🌅
仕事でマルチタスクを求められることってありませんか?
まるで同時に複数のことをこなせることが、当たり前のスキルのように。
でも、これって本当に効率的なのでしょうか?
実は人間の脳は、本来「一度に一つのこと」しかできないようにできています。
今回は、マルチタスクの本質と、内向型さんならではの強みの活かし方についてお話しします。
マルチタスクの真実
「マルチタスク」と聞くと、1度に複数のことを同時にこなすことを思い浮かべますよね。
しかし、心理学研究でわかってきた真実は少し違います。人間の脳は、本質的に一度に一つのことしか処理できないのです。
実は私たちが「マルチタスク」だと思っているのは、複数の作業を素早く切り替えているだけ。
まるでテレビのチャンネルを切り替えるように、脳が作業の切り替えを素早く行うことで、同時に複数のことをこなしているように見せることができるのです。
ただし、作業を切り替えるたびに脳は再集中のために時間とエネルギーを使うということも研究で分かっています。
「あれもこれも」と切り替えているうちに、気が付けば疲れているのに、どれも中途半端...
そんな経験、ありませんか?
内向型と集中力の関係
そんなマルチタスク、内向型の人は特に苦手な人が多いのではないでしょうか。
これは私自身も実感があります。内向型の私は、物事を深くじっくりと考えたいタイプ。
それなのに、次々と別のタスクへ頭を切り替えないといけないのでは集中することができません。
一方、内向型のパフォーマンスが上がるのは、一つのことに深く没頭できたとき。
例えば、好きな本を読んでいるときは周りの音が聞こえなくなるほど物語の世界に入り込めたり、興味のある題材について調べていて気付くと何時間も経っている、という経験はありませんか?
私たち内向型は一つのことに集中して取り組むときこそ、本来の力を最大限に発揮できるんです。
シングルタスクを成功させるコツ
内向型こそ、シングルタスクに集中するべき!
でも、つい他のことが気になって気が散ってしまうことってありますよね。
私はそんな時、次のような方法を使っています。
ポモドーロ・テクニックを活用する
ポモドーロ・テクニックは、25分間集中+5分休憩を繰り返す時間管理術。4回繰り返したら、15~30分の長めの休憩を取ります。
1日にやるべきタスクが複数あるときは、特にこの方法が効果的。
初めの25分はこのタスク、次の25分はあのタスク...というように時間を区切って、その時間はそのタスクだけに集中するんです。
そうすれば、気にかかるタスクがあって他の作業中もつい考えてしまう…というような余計に心配をすることなく、今やるべきことに集中できます。
作業中はスマホを見ない
スマホの通知が来るとつい見てしまって、やっていたことを中断してしまう…ということ、ありませんか?
でもせっかくの集中が途切れてしまいますし、メッセージを確認するだけのつもりが、気が付いたらSNSを1時間も見ていた…なんてことにもなりかねません。
作業中はスマホは手の届かないところに置いておくのがおすすめです。
このスマホ管理は、ポモドーロ・テクニックとも相性抜群。
「この25分は絶対に見ない!」と決めておけば、通知が気になることもぐっと減るのではないでしょうか。
まとめ
内向型の私たちは、一度に複数のことをこなそうとするより、一つのことに集中して取り組む方が力を発揮できます。
マルチタスクなんて、できなくていい。
是非、自分に合ったシングルタスクのやり方を見つけてみてください🌿