「感謝と祈り」第823話
「今の若者は軟弱だ」と年配の人達はよく言います。
でも、それは今に始まった事ではありません。
でも渋沢栄一は、若者を大人が安易に批判してはいけないと警鐘を鳴らしました。
徒然草の鎌倉時代も、枕草子の平安時代も、激動の明治時代も、ずっと言われ続けている事は変わらないと思います。
しかし、柔弱にならないように気をつけなければいけないですが、近頃の学生は昔の学生に比べて劣っているということは、簡単にいってはいけないのではないかというのが渋沢栄一の結論のようです。
『渋沢栄一 人生百訓』致知出版
彼は91才の人生を全うされました。
彼の時代でも、若者は軟弱だと批判する人は多かった事でしょう。
しかし、大人物が輩出するとか、保守的人物ばかりが生まれるとかいうのは、多分に時代が影響しているのではないかというのです。
その時代にあわせて、若者が大人しくなり、冷静沈着さを求められるのは仕方のない事なのです。
今は生成AIの時代が巡って来て、世の中の変化が著しい時だと言ってもいいのではないでしょうか?
古い価値観でしか世の中を見る事が出来ない人は、あっという間に時代の変化に取り残されてしまう事でしょう。
だから、年配者であっても、自分の経験値だけに頼らずに、新しく情報収集を行っていかないと、世の中から取り残されてしまいます。
今の若者は…と批判する前に、自分も日々新しい流れの中で学び、少しでも変化に対応していけるように努力していきたいですね。
今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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