「感謝と祈り」第855話
将棋の名人、大山康晴氏はこんなことを言っています。
「私は生来の呑気ものだから、しごく楽天的に物事を考える猪年丸出しの性格で、あるときあ るものに猛進する。徹底的に追究し究明はするが、結果を見ないという癖がある。
だから、一 つのことに集中できる。
そのため、前のことはそれが嫌なことならなおさら早く忘れてしまう」
この言葉からも、大山氏の運の無駄遣いをしない思考構造が垣間見れると思います。
🍀いつまでもクヨクヨするのはエネル ギーのロスなのだと🍀
大山氏ほどの天才なら、自然と運のロスを防ぐ方法が身についていますが、凡人の私たちでも出来る方法があります。
🌸それは、体を動かすことです。
何も考えないで済むようなことをするお良いのです。
仕事が始まる前は職場の掃除でもいいし、誰か困っている人の手伝いでもいいし、
なるべく簡単に出来て、人が喜ぶ事がいいかもしれません。
家の窓拭き、階段の掃除、トイレの掃除、何でもいいのです。
仕事が終われば、何か自分が集中出来る事をやるといいと思います。
何も考えずにやれることとして、家の草むしりでもいいし、写経とかもお勧めです。
そうすれば、少なくともその時間だけはミスのことを忘れられるからです。
ミスをする事で、自分の誤りに気付くきっかけが与えられたと思えるまで、とにかく行動してみるのです。
気が滅入ってそんなことをやる気が起きない時は、 やる気がないなりにやればいい。
こんな時に「ポジティブ・シンキング」をしようと思っても、うまくいかない気がします。
それよりは、自分の目の前の集中できることに没頭し、先に行動した方がいいように思います。
クヨクヨする時間を出来るだけ少なくして、反省したら、ばっと切り替える。
そんな日々を送っていきたいですね。
運の無駄遣いをしないように、今日も頑張っていきましょう。
今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。