「感謝と祈り」第318話
身体の養生ということでいえば、いちばんいいのは歩くことだと言います。
良寛も一休も、禅の修行をして長寿を得た人は、とにかくみなよく歩いています。
禅者にとって、それはレクリエーションではなく、修行です。
雨であろうと、雪であろうと、天候に関係なく歩くし、ときには野宿もする。
そして、寺に入っても托鉢に出てまた歩く。
禅者に長寿の人が多いのは、歩くことに関係があるかもしれません。
樺旦純(かんばわたる)氏は「歩くこと」についてこう語っている。
『歩くと大脳が活性化することは、脳科学でも証明されている。
足を動かせば、結果的に大脳が刺激され、働きは活発になるのだ。》
49歳で若年性アルツハイマーの疑いと診断された若い部長さんがいたが、
この方はとにかく歩くように心掛け、11階のビルにオフィスがあるにもかかわらず、1年間エレベーターを使わなかったそうです。
電車から降りた後は、毎日6キロの道のりを歩いて通勤をしたといいます。
するとこの方の場合、見事にアルツハイマーの症状が消えて、脳が若返りました。
にわかに信じがたい話ですが、脳の働きと歩く事は密接に関係しているようで、
特に中高年を過ぎたあたりから、
1日に一万歩歩くのが良いそうです。
脳の活性化の為にも、出来るだけ歩く習慣を身につけたいですね。
今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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