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世の中には、運の良い人とそうでない人がいます。

運の良い人は、活躍の場が与えられ、運の悪い人は、どこまでもその才能を発揮することが出来ない。

運は偶然に降って車のではないと、宮司は仰っていたのが印象的だったので紹介します。

その中でこんな言葉がありました。

🍀「運」は自分で切り開き、呼び寄せるものです。🍀

『続日本紀』という奈良時代の歴史書によると、神亀(じんき)二(七二五)年七月十七日、 聖武天皇が一つの詔勅(命令)を出されています。

それは「七道(しちどう)諸国の社寺を清浄にするため、神社とお寺をきれいに掃除せよ」というご命令で、その中に「わざわいを除き祥(さきわい)を祈ることは、必ず幽冥(ゆうめい)に憑(よ)り、神を敬い仏を尊ぶことは清浄を 先となす」と書かれています。

これは、「災いを除き、幸せを祈ることは、目に見えない世界のお力なくしてはとても叶えられない」という意味です。

目に見えない漠然とした「運」という存在を招き寄せるためには「幽冥に憑(よ)る」、 つまり、神仏・祖先の力をお借りしなければならないと書かれています。

見えぬ世界とはウソやマヤカシがない真実の世界だということです。

目に見えぬ世界からご加護をいただこうと思えば、目に見えぬ世界に対し、真実の愛を捧げなければ通じることはないのです。

日頃からおかげさまの心を大切にし、人に対して無償の愛を伝えていく事で、神仏や先祖の力をお借りすることが出来ます。

皆さんはどのように思いますがか?

目に見えない世界の力は、とかく自分の利益ばかりを考えてしまう私達に、色んな気づきをもたらしてくれますね。

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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