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人生には三つの坂がある、とよく言われます。 上り坂、下り坂、そして、まさか…。 上り坂、下り坂の時は、 そういう坂にきたのだと 心の準備がまだできる。 だが、突然くるまさかは 準備する余裕がない。 まさかは人生最大、最難の時と言える。 その時、どう動くか。 その時が、お試しの時なのだと思います。 「而今」という禅の言葉がある。 人生には今というこの時しかない。 一瞬一瞬が勝負の時という 自覚を持って生きよ、との教えである。 「その時」は突然くるのではない。 いまが
論語の中にこんな言葉があります。 《子曰く、これを知る者はこれを好む者に如かず。これを好む者はこれを楽しむ者に如かず。》 それを現代風に言うと、孔子はこのように言っています。 たとえ専門の知識があったとしても、それを好きな人間にはかなわない。 好きな人間も、それを楽しんでいる者にはかなわない。 仕事にしろ、学びにしろ、最後はそれを楽しんでやっている者には誰もかなわない、ということなのです。 「好き」と「楽しい」という感情はとてつもないパワーを秘めている。 人から
人の運や一生は、そのほとんどが「引」(ひき)から始まると言われます。 この「引」があるかどうかで人生は変わってくる。 引き立ててくれる人がいない人は、孤軍奮闘しても、運には恵まれない。 好かれていないということでもある。 好かれるために必要なのが、陽転思考であること。 そして、「引」があることなのです。 披露宴の出席者の平均が70であるとすると、その背後には、新郎新婦とも35人の大切な方がいる。 つまり、どんなに聴衆の少ない会合や、講演会の場合であっても手を抜か
始めるのに、年齢や生い立ち、IQは関係ない。 やりたいと思ったら、あなたはいつでも 始める事が出来る。 人はいくつになっても、挑戦できる。 難しい挑戦に取り組めば、いつでも新しい人生を始めることができる… 「始めるのに、遅すぎることはない」 という言葉をいつでも思い出して欲しい。 ケンタッキー・フライド・チキンの創業者、カーネルサンダースは65歳でレストランを失敗し全財産を失った。 しかし、失意の中、そこからフライドチキンのレシピ―を売り始め、実に1009回断られ
クリエイティブ.ディレクターの箭内道彦氏は「クリエイティブ合気道」についてこう語っています。 『仕事をしていて、いちばんうれしいのは「楽しそうですね」と言われることです。 あるときから、たとえ楽しくない仕事でも、「なるべく楽しいフリ」をしていた。 本当は全然楽しくないときも、相当に楽しいフリをあえてした。 そうしているうちに、本当に楽しいのか、楽しさを演じているのか、自分でもわからなくなっていった。 でも、楽しいという行動が、とんでもないパワーを生み出してくれるのだ
「いい加減が、人生に楽しさを生む」 昔、「5時から男」という言葉が流行った事があります。 就業時間は、なんとなくダルそうなのに、就業時間が終わりに近づくと、途端に元気になって、遊びや趣味に打ち込もうとする人の事です。 一見、いい加減なように見えますが 、生き生きしている姿はどこか羨ましく、魅力的に見えたりします。 あまり手を抜きすぎるのも問題ですが、生真面目で頑張りすぎると、心が疲弊して鬱になったり、無力感を感じやすくなります。 そうなる前に、適度に力を抜くことも時に
人間関係をよくしたいと思ったら、 まず自分の体調を整えて、機嫌をよくしておくことが基本だと勝間和代氏は言います。 機嫌良く、体調が良ければ、人から少々嫌な事を言われても聞き流せるし、あれこれ悩まずに済むからです。 このように心理的安全性が人と付き合う上でとても大切で、不機嫌な人はどんどん人が離れて行ってしまうのです。 何故お金持ちが、お金持ちとしか付き合わないのか?…その理由も実に面白いものでした。 貧乏人(少し言葉は良くないですが)、 こういう人と一緒にいると、)「
「人を元気にする人」というのは、聞き上手な人である。 相手の話をよく聞いているからこそ、相手の考えていること、悩んでいることに適切に助言できる。 その一方で、ちょっと話を聞いただけで、やたら自分の意見を述べる人がいる。 そんな人は、思い込みで自分の意見を言い、人の気持ちを真剣に聞く事は出来ない。 キーワードは「よく聞く」という事にあります。 斉藤茂太氏は、元気のある、カリスマ性があって、すごい事を言う人を、すごい人と思ってはいけないと言う。 そんな人は、単に自己
日常会話を「だって」や「でも」で始めると、会話が続かなくなり、否定的な会話をしていると、少しずつ相手と距離が離れていくようです。 刺し言葉とは、人をチクチク刺す言葉のことで、「嫌味」や「皮肉」のことです。 そして、小林正観さんは、こんな風にも仰っています。 「嫌味や皮肉でチクチク刺せば、ひと刺しごとに相手は離れる」 思い当たる事はないでしょうか? もしその相手に無関心だったら、嫌味も皮肉も言わないでしょう。 嫌味や皮肉は、もっと自分に関心をもって欲しいから言っ
斎藤一人さんは「自分の機嫌は自分でとるもの」だと教えてくれます。 そして、それが本来当たり前の事だと仰っています。 なぜかっていうと、この世の中で一番重要なのは自分だからです。 他人に自分の機嫌をとらせる人って、自己重要感が低いのが原因です。 自分でとれないから、他人にとってもらおうとするのですね。 それと、「他人の行動や言動がいちいち気になってしまうのも、自己重要感が低い証拠。」だという。 (人生がすべてうまくいく“魂”の成長/プレジデント社)より では、自分
今日は、スティービー・クレオ・ダービック氏の心に響く言葉を紹介します。 「わたしにもチャンスがあれば」..とは、 よく聞くセリフだが、そう言ってこぼす人に限って、自らチャンスを拒んでしまっている場合が少なくない。 たいていの場合、チャンスというのは、思いもかけない形でやってくる。 それも、自分には荷が重いのではないかと思う大きさでやってくる場合が多いのです。 しかし、自分の想像を超え、いまの自分のレベルを超えるものだからこそ、チャンスなのです。 それを、「やったこ
熊本県にお住まいの、仙人のような陶芸家、北川八郎先生はこんなふうに教えて下さいます。 「神様には笑顔の人しか見えないし、 バチは決してあてないのだと。」 そして、このように仰っています。 「人生を楽しそうに生きている人はおらんかなって上から見よるんよ。 そういう笑顔の人を見つけたら 『おお! 楽しんどるね! じゃあ、こんなんどうぞ! もっと楽しみなさい。楽しんでね』 って言って、ラッキーを与えてくれよるよ。 だけどね、笑顔じゃない人は、神様には見えんのよ。
苦しい時にそれを不満に思うか、 ありがたいと思って乗り越えるか。 この二つの違いは実に大きいと栗山英樹監督は言う。 今は、WBCの監督として、日本の野球界を世界一に導いたすごい監督ですが、 彼自身は、選手としてあまり花開く事なく、29歳で引退を余儀なくされたそうです。 でも、不遇の選手時代があったからこそ、誰よりも野球に情熱を燃やし、マスコミのオファーが来た時も、彼は必死になって仕事に取り組んだそうです。 最後の3年間で、「熱闘甲子園」という番組を担当した時も、とにか
北海道・遠軽に北海道家庭学校という、百年の歴史を誇る児童自立支援センターがあります。 キリスト教の教えに基づいて、不幸な過去を背負った少年の更生をめざしている施設で、広大な敷地の中に、チャペルがあるという。 そのチャペルの正面に、「難有(なんあり)」の二文字が掲げられているのです。 「難有」。 文字通り人生は、困難、難儀、苦難などの連続であるという意味だ。 この文字を逆から読むと、「有り難い」であり、「難有るは、有り難い」との意味を表しています。 何故、難ある事が