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STOP!自己否定 ~その行動、本当は自分を否定してない?~

自分を否定すること。
良くはないことだとしても、辞めるのはなかなか難しくないですか?

私は、その理由は無意識のうちに、一見ネガティブには見えない形で自己否定をしているからだと思います。

例えば、何か新しいことを始めたいと考えます。
趣味でも、自分磨きのための何かでも良いです。
逆に、今まで続けてきたことを辞めたい場合も同じです。
それは何のために始めたいか、辞めたいか考えます。
(始めたいこと、辞めたいことがなければ、今続けていることでもいいと思います)

それらは本当に自分のために行動いるのでしょうか?
「自分のためではない、人のために○○をした」と考えることもあるでしょう。それは本当に特定の人のためですか?
本心は「自分が嫌いだから○○を辞めた」と思っているのに、ポジティブな理由で置き換えているだけではないでしょうか?

ということを考えていきたいと思います。

問い: 何のために行動した?

自分のため

本当に自分のためにその行動をしているなら、素晴らしいことです。

他人のため

人のために行動する。一見素晴らしいことのようです。でもそれは本当に他人を喜ばせるためにやっていますか?
「相手に配慮して言いたいことを言わない」「イメージが悪いから趣味を隠す」
これらは相手のためという名目で自信のなさから決めつけている可能性があります。

不安だから

「将来が不安だから勉強している」。「老後が不安だから生活費を切り詰めて貯金してる」。
将来に備えて準備するのは良い事ですが、あまりにも遠い将来だと備えたところで役に立たないことがある可能性も考慮しなくてはなりません。
そして、自分はタチの悪いことに、「今の自分が嫌だから」という気持ちを「不安だから」という事に置き換えがち
(例えば、将来に向けて備えない自分が嫌だから、のように)

別に、今のままでいいのに。
自分を変えなくても、じゅうぶん幸せになれるのに。

そう思ってほしいです。

○○に有利だから

就職に有利だから始めた。モテや彼女づくりに有利だから始めた。
この考えも行き過ぎると危険です。
なぜなら自分の価値観でない可能性があるから。真面目な人だとこの考えに陥りがちだと思います。真面目な人は、他人の価値観を自分の価値観だと誤解してしまうのです。
具体的は、「性格を変えたい」と考え始めることでしょうか。性格(特にペルソナでない部分)を変えることは難しいため、自分を否定することにつながるかもしれません。

あこがれ

世の中のキラキラしている人を見ると、ああなりたいと考える。でももし自分とギャップがあったら、そう考えることが同時に「自分を否定する」ことになってしまうかと思います。

そう思ってnoteを検索してみたら、同じようなことを考えている方がいましたね。

周りがやっているから

日本人的な考え。周りというのは当然他人の価値観なので、自己否定の温床です。

自分がやってしまいがちなのが、「自分の考えをネットで正しいか検証すること」。
周りに同じことを考えている人がいなければ、その考えを辞める。

例えを挙げると、「鉄道写真の撮影が好きだけど、マナーの悪い人がバスっているから、鉄道写真の撮影の趣味を辞めた」というものです。
そんなことしていては自分が嫌になりますよね。

本当の自己肯定を目指せ

まずは自分の全ての考えと行動を肯定することを目指しましょう。
そこで自分は素晴らしい、と考えるのではなく、存在を認めることが大事です。
そして、上に書いたように、自分の行動一つ一つが本当に自己否定していないか、よくよくかんがえましょう。

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