旅を楽しむ「カメラ」の選び方と、良い写真を撮るコツ
わたしの旅のmyルール。それは旅でのカメラとの付き合い方を考えること。
カメラを持ち始めた小中学生辺りは「写るんです」全盛期。そこからデジカメが出てきて、大人になってからは一眼レフを使ったり、GoProで動画を撮影してみたり。いろんなカメラを使ってきた私がたどりついた、旅に持っていくカメラの選び方を書いてみたいと思います。
なぜ撮るのか? を考えてみよう
キレイな写真も撮りたいし、動画も必要かも……ついあれもこれもになってしまう気持ち、よく分かります! そんな時にこそ一度考えてみてほしいことがあります。
撮った写真で何がしたい?
「後で見返して、思い出に浸りたい」も正解。
「旅先での自撮りをSNSにアップしたい」ももちろん正解。
人によっては「旅自体を思いっきり楽しみたいから、写真はそこそこでいい」って答えが出てくるかもしれません。
意識せず、とりあえず撮ってるという人も多いかもしれませんが、カメラを選ぶ前に「なんで撮るんだろう?」と一度立ち止まって考えてみましょう。
ここを考えることで「自分が旅で大切にすること」も見えてきます。
どのカメラを連れていくか選ぼう
その上で、どのカメラにするのかを選ぶ。ゴールからの逆算です。
目的地が決まっていれば、あとはそこにたどり着くために必要な道具を選ぶだけ。
絶景写真家でなければ、旅のお供はスマホ1つで足りてしまうかもしれません。わたしも、子どもと一緒の時やテーマパークを楽しみたい日は、iPhoneのみで出かけます。
旅を楽しむことと記録を楽しむこと。その比重を考えるのも、カメラを選ぶ指針になるかもしれません。
良い写真を撮るコツ
もう1つ知っておいてほしいのが、カメラはあくまでも記録するための「ツール」の1つであるということ。高いカメラを使ったから良い写真が撮れるとは限らないのです。
とはいえ「良い写真」やっぱり撮りたいですよね。私の経験上、ここを意識すると旅の写真が変わるよというポイントを3つ、こっそりお伝えしますね。
【ポイント1】 寄って撮る
いつもの写真に「寄り写真」をプラスしてみてください。美味しいと思ったケーキの苺に寄ってみる。アクティビティを楽しんでいる人の手元に寄ってみる。
ポイントは思っているよりも“さらに”寄ること。グッと寄ることで旅の臨場感がプラスされます。
【ポイント2】 引いて撮る
いつもの立ち位置より思いっきり引いてみる。
建物と空が広く写るようにさらに下がって撮る。人がポツンと小さくなるくらい下がって撮る。引き写真はその時の空気感を残すことができます。
【ポイント3】 途中を撮る
動きの途中を撮ることで旅の物語を写せたり、一場面を切り取ることができます。
お店に入るドアを開ける瞬間。歩いている途中。話していて大笑いした瞬間…… ピントが合っていないブレた写真もアリなんです!
デジタル化が進んだ今、フィルム時代とは違って、枚数を気にせずに連写もたくさんできます。もっともっとたくさん撮っても大丈夫!
旅も写真も楽しもう
以上、旅と写真のmyルールをご紹介しました。
いろいろと書いてしまったけれど、旅も写真もまずは「楽しむ」ことが一番大事なことかもしれません。心が動いた瞬間に、もっと気軽にシャッターを押してみよう。ではまた〜
・・・
▼Twitterでも写真について発信しています。▼
https://twitter.com/ymym_yumi_