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般若心経・さらに要約

心を軽くする般若心経の秘密

*2023年9月23日配信分

今夜、急に涼しくなりましたね。秋の風が心地よくて、季節の移り変わりを感じます。

わたしは春生まれですが、秋から冬にかけてのこの少し寂しげな雰囲気がとても好きなんです。

音楽で言えば、切ないメロディーが似合う季節。オフコースの “秋の気配” なんか聴きたくなりますね。

さて、本日は、わたしが量子力学に通じるものを感じた 般若心経 についてお話ししたいと思います。


 

般若心経のエッセンスをシンプルに

わたしが参考にしたのは、サカイノ カツノリさんの著書
 “超訳 般若心経 ”すべての悩みが小さく見えてくる” です。


この本の冒頭部分、超訳のエッセンスをわたしなりに解釈してお伝えします。

では、その超訳の部分から一部をご紹介しますね。


***

頭の中にある過去の記憶や、社会から刷り込まれた情報
―それらが「いい」とか「わるい」とか判断するけれど、実はそれって全部幻想なんです。


頭の中のごちゃごちゃしたおしゃべりを一旦空っぽにしてしまえば、悩みや苦しみも自然と小さくなっていく。


だから、他人の価値観も、社会の評価も、ぜーんぶ手放してポイポイしましょう!


頭の中をクリアにすれば、新しい知恵やアイデアが自然と湧いてきますし、今まで見えていなかったチャンスに気づける余裕が生まれるんです。


年齢を重ねることも、喜びとして受け入れられるようになります。

わたしも女性なので、老いることに少し抵抗があります。

でも、年齢を重ねることを恐れるのではなく、美しく、聡明に歳を重ねたいという思いがあります。


だからこそ、この教えをどしどし自分に採用したいなって感じているんです。



感謝と愛を育むことの大切さ

食事をいただくときは「ありがたいなぁ」と感謝して、「いただきます」と心を込めること。


男女の愛も遠慮せず、どんどん育んでいくこと。厳しいルールや価値観でがんじがらめになるのではなく、自分が正しいと思う道を選んでいくことが大事なんですね。

そのためにも、やっぱり頭のゴミはポイポイするべきだと思うんです。


マントラの優しさに包まれて

般若心経の最後に登場するマントラ――

“ギャーテイギャーテイ ハラギャーテイ ハラソウギャーテイ ボージソワカ”

この音の響き、優しくないですか?

このマントラを唱えるだけでいいんだよ、って言ってくれる般若心経の温かさが、本当に素敵だなって思います。

わたしたちは瞑想や坐禅に長い時間を割くのが難しいことも多いですが、般若心経なら短時間で読めますし、マントラの部分だけでもOKなんです。


頭を空っぽにすること――それが悩みや苦しみから解放されるための第一歩なんですね。


量子力学や脳科学の話にも通じるこの教え、日々の中に取り入れる価値は大いにあると思います。


ぜひ、日常の小さな隙間時間にでも、この優しい般若心経を唱えてみてください。

あなたの毎日が、もっと軽やかで素敵なものになりますように。




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