【お金】すでに満たされていることを認識するために持っているものを数える
「不足感」から自由になるために
* 2023年9月13日配信分
今回は「不足感」に意識が向きがちな方に向けて、少しでも心が軽くなるお話をしたいと思います。
テーマは「すでに満たされている自分に気づく」ということ。
わたし自身の経験も交えながら、ゆっくりお届けしてみたいと思います。
不足感に縛られていた頃
わたしには昔から、「お金」に対する大きな恐れがありました。
生まれた家庭環境も影響してか、常に「お金が足りない」と思いながら生きてきたんです。
その結果、思考が現実を作るという言葉どおり、大人になってもギリギリの生活が続くことになりました。
「どうしてわたしの人生は、こんなにも安心感がないんだろう?」と、心がずっとモヤモヤしていたんですね。
でも、そんなわたしの考え方を大きく変える出来事があったんです。
衝撃のひと言:「お金がないと思ったことない」
職場で仲良くしていた友人との何気ない会話だったんですが、
彼女は安定した家庭で育っていて、わたしとは全然違う環境の人でした。
ある日、
『安定した家庭で育つと、お金に対する価値観ってどんな感じなんだろう?』と興味が湧いて、彼女に思い切ってこう聞いてみたんです。
「お金がないって思ったことある?」
すると、彼女はあっさりとこう答えました。
「うーん、思ったことないかも。」
それを聞いた瞬間、わたしは衝撃を受けました。
「え、本当に!?そんなことってあるの?」と驚くばかりでした。
さらに彼女は、大人になった今でも「お金がない」と感じたことがない(かも)、と話してくれました。
身近な人の価値観が変えたわたしの世界
このエピソードがわたしにとって、どれほど大きな衝撃だったか! うまく言葉にできないくらいです。
だって彼女は、今は特別なお金持ちではなく、いわゆる「普通の人」。
でも、そんな彼女の心には「不足感」がまったくなかったんです。
ここで重要なのは、「身近な人」からこの話を聞けたことなんです。
これまでは、わたしの周りには「お金に対する不足感」を持つ人ばかりだと思い込んでいました。
でも、それはわたし自身がその視点でしか物事を見ていなかったからなんだと気づいたんです。
「身近な人」というのが本当に大事なポイントですね。
彼女の存在が、わたしにとっては大きな喜びでした。
なぜなら、思考は現実化する、という視点から見れば、自分が見えている世界はすべて自分の内側にあるものだからです。
つまり、「お金がないって思ったことがない」という彼女が、わたしの世界、それも身近に現れたということは、
わたしの中にもその意識や可能性がある!ということ。
それってすごくないですか!?
わたしはその瞬間、心の中で大きくガッツポーズをしたくなるくらいの感動を覚えました!
これまでずっと「足りない」「怖い」と思っていたお金に対する見方が、一気に変わり始めたんです。
思考は現実を作るという言葉を、ただの理論ではなく「自分の中で起きた事実」として体感した瞬間でした。
物事の捉え方を変えると、見える世界が変わる
友人の言葉は、わたしの人生を大きく動かすきっかけになりました。
「お金がない」と思い込んでいたのは、わたしの考え方の癖でしかなかったんです。
この話を聞いて、わたしはすぐにこう思いました。
「彼女のような感覚を自分も学ぼう、予習しておこう」って。
物事の捉え方って本当に自分次第なんですよね。
たとえば、「コップの水」の話がありますよね。
コップに半分だけ水が入っているとき、
「まだ半分もある」と思うか、
「もう半分しかない」と思うか。
この違いは、自分の内面そのものを表していると言われます。
友人との会話をきっかけに、わたしは少しずつ「まだある」という見方を練習するようになりました。
心が変わると、見える世界が変わる
その日から、わたしは「今あるもの」に目を向けるようになりました。
たとえば…
朝起きて飲むお水があること
足を守ってくれる靴があること
夜に灯りをつけられること
温かいお布団で眠れること
こうして一つ一つ思い浮かべるうちに、日常の中にたくさんの「ありがたいもの」があると気づいたんです。
それまでは、「欲しい」「足りない」とばかり思っていたわたしが、少しずつ変わっていきました。
気持ちが変わると、不思議なことに現実も少しずつ変わっていきました。
ギリギリだった生活が、少しずつ余裕を感じられるようになり、安心感が生まれ始めたんです。
不足感を超えて、自分らしい未来へ
「お金が欲しい」と思うとき、その奥にはどんな気持ちが隠れているんだろう?
そう考えてみると、わたしの場合は「安心して暮らしたい」という思いでした。
つまり、「お金」そのものが欲しいのではなく、安心感が欲しかったんです。
わたしたちが本当に求めているのは、「どうありたいか」「どんな自分でいたいのか」という感覚なのだと思います。
それに気づいたとき、わたしは不足感から少しずつ解放される感覚をおぼえ、安心感の中で未来を描くことの大切さを実感したんです。
まとめ:今あるものに目を向けてみよう
日常の中にある「満たされているもの」を意識することは、不足感から抜け出す大きなきっかけになります。
決して大げさなことではなく、ほんの小さな気づきからでいいんです。
「あ、これもありがたいな」「これもあるな」
そう思いながら日々を過ごしてみると、不思議と心が穏やかになっていきます。
わたしが不足感から解放されるきっかけとなったように、
この記事があなたの気づきの一歩になれば嬉しいです♡