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人に頼るのが苦手 頼りあう勇気と人生への影響
こんにちは、ゆみです。
フリーランスコーチをしています。
私は普段は関東に住んでいるのですが、関西の実家に帰ってきています。
大人になってからの実家というのは、徐々に居心地が悪くなっていくものでした。
大人になるにつれて実家の家族と生活とするとどうしても生活のリズムや価値観が合わなかったり、お互いのニーズをかなえることが難しくてなんとなく気まずい雰囲気になってしまうことだって少なくありませんでした。
とくに、わたしの親は76歳と72歳の高齢。
高齢の両親から私の生き方や働き方は、本当に理解がしづらいものだったのだろうと思います。
仕事なんて頑張らなくていいから、早く子供を産んでほしい、早く結婚をしてほしい。
特に銀行という職を辞める時は大騒ぎをされました
安定を手放して、自分がやりたい仕事にチャレンジしをしたくて、ベンチャーに転職した5年前から少し私に対して諦めのような感情も感じて。
必要以上に干渉されない楽さを感じながらも、実家に帰ることやさらには家族に連絡をすることすら、億劫になってしまっている自分がいました。
もう当時はわかっていたんですよね。
「親の期待通りの人生を生きることはできない」
親が期待する人生を歩むには、わたしはあまりにも、不器用だった。
不器用すぎて、そのまま生きるには不都合がありすぎて、普通とはそれた道しか歩めなかった。
親に向き合うときに堂々とできない自分では、
なんとなく顔を合わせられなくて、
凸凹でストレートに成功できない、生きられない自分に生まれてしまったことがなんとなく情けなくて、
親が期待をしているような自分になってからじゃないと親に面と向かって話ができない。
安心させられない。
自分が恥ずかしい。
そんな気持ちが強くて、連絡するのがなんとなくためらわれていました。
このうしろめたさを乗り越えるためには、わたしが経済的にも精神的にも自立をするしかないと当時は思いました。
親に向き合っていくためにも自立したいし、お金を稼ぎたい。
だれにも頼らない自分でいなくちゃいけない。
一人で何かを成し遂げてからじゃないと向き合えない。
そう思ってこの5年間走ってきました。
5年間に限らず、親からは私への失望と諦めが多かったかもしれない。言葉にせずとも感じるその思いを見ないふりして前に進んできました。
でも、対人支援を仕事にするようになり、クライアントに向き合い、自立をするということは何か一人で成し遂げることではなく、適切な依存先を見つけて増やしていくことなのだと感じるようになってきたんですよね。
自分が困った時や大変な時、もしくは相手が困ったときに何も頼らない関係でいることは、わたしと今の家族の関係が健全であるとは言えないのかもしれないと思うようになりました。
実際に、わたしはコロナになったとき家族を頼れなかったし、実家の家族も私を頼らずに、従妹を頼った時、めちゃくちゃショックでした。
お互いがお互いを頼れなくなっている。
お互いがお互いを必要としない関係になってしまったのかなと悲しくなりました。
実際に頼るか頼らないかは置いておいて、いざということに言葉に出せない、声をかけられないそんな関係でいるのはもうやめようと思い、独立するときにずっと避けていた母に連絡をしました。
「会社をやめて独立をする。だから経済的には不安定になる。もし、困ったとき実家に帰らせてほしい」
と言ったとき、
母は
「わかった、帰りたくなったらいつでも帰っておいで。」
と言ってくれました。
同時に、
「普通じゃない娘でごめん。もっとまっとうに生まれたらよかったんだろうけど」
とずっと心にひっかかっていた言葉を母に伝えました。
母からは、「そんなことは思ってない、頼ってくれて嬉しいよ」と言ってくれました。
ずっと自分らしい生き方をしたいと、安定した生活を手放す選択した自分が後ろめたく思っていました。
親の期待通りに生きられない自分が申し訳なかった。
でも、その遠慮やうしろめたさは結果的にお互いの頼れなさ、不健全な関係を生んでいたような気がしますし、「すべて一人で解決しなくちゃいけない」「一人で全部何とかしなくちゃいけない」と思い込んでしまっていた気がします。
今回の帰省は生活に困ってというわけではなかったのですが、単純に親の顔が見たかったし、いつでも頼りあえる関係に戻りたいと思ったからです。
凄く些細な変化だけれど、家に帰ったときに「家事をさせてほしい」と親に言えて、母がそれを喜んでくれました。
父がわたしがお昼ご飯を作ると喜んでくれました。
こんな些細な支えあいがしたかっただけなんだろうなと今は感じるし、少しずつこれからの人生を支えあえる関係になるのではないかなと感じています。
独立や起業を目指すときに、もし家族がいる人や支えが必要な人がいるとしたら、支えになってらう人が一人でもいると大きな違いがあると感じます。
家族とは健全な関係性がきずいていけるようになることは、難しい人もいるかもしれません。
ただ、家族じゃなくてもいいから、誰か頼る人を作って欲しいなとこころから願わずにはいられないのです。
一人で何かをすべて成し遂げないといけないというわけではないのです。
あなたが小さな頃、自転車に一人でのるまでは、補助輪がついていたときもあったし、補助輪を外しても後ろで支えてくれる人が必要な時もあったでしょう。
それと同じように、
何か新しいチャレンジや行動、これまでできなかったことを成し遂げるためには「誰かに頼る」ということで、人生を好転するし、成長もできます。
実際にやってみて感じるのは、決して恥ずかしいことじゃないこと、むしろ相談された相手は喜んでくれること、そしてその喜びの力が自分が前に進むパワーになることです。
自分が頼れば、相手も自分に頼ってくれるし、これからもどんどん力になってくれます。
もし、このnoteを読んで一人で悩んでいる人がいるのであれば、その時間が少しもったいないかもしれないんです。
悩む時間も大切だけれど、前に進むための力になっていないのであれば、突破力が必要になってくる。
その突破力は、時に家族や第三者に頼ることで得られる可能性ってめちゃくちゃあるんですよね。
一人で考えている思考はいつもの思考でしかないから。
だからこそ、わたしはこれまで
大きくキャリアチェンジしたいと思ったときは、信頼できるキャリアアドバイザーに頼りました。
家族との対話が難しいなと思ったときも、専門の学びを頼りました。
一人では乗り越えられなかった発信や起業を始めたときは、コーチを頼りました。
もし、あなたが一人で悩んでいるのであれば、わたしがいいと思ってくれるのであれば頼ってほしい。
わたしの視点で伝えられること、ぜひ伝えさせてほしいし、あなたの思いも聞きたいです。
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コーチングを学んで5年、組織のリーダーやマネージャーの方のお悩みに伴走して3年ほどになります。
200名以上のリーダーに伴走してきました。
今年、独立をしまして、人間関係にお悩みの相談、対人支援をしている人へのキャリア支援をメインに活動をしています。