不安からの行動をやめたいときはどうしたらいいの?
こんにちは、ゆみです。
わたしは、普段人間関係のお悩みや、対人支援をお仕事にしている人の支援をしている人に向けてコーチングをしています。
「人を育てる人を育てるコーチ」です。
これまで、たくさんのマネジメント職・管理職の方々へコーチングを提供してきました。
一般的にコーチングのテーマというのは、
「本当は動きたいのに、動けない」
「人生を大きく変容させたいと思っているけどどうしたらいいかわからない」
こういった悩みが、もしかしたら多いと思われている可能性もあるのかな思っています。
お悩みを持っている人は、動けない自分を責めているかもしれませんが、前提とても成長意欲もある方です。
この場合は、何が阻害になっているのかを紐解き、逆に何がその人の心に火をつけるのかを一緒に模索していくことで一気に変容していくことも多いと感じます。
しかしですね、実際のセッションで扱うことがある、行動を増やすことと逆の悩みというものかなりの多く存在します。
行動のし過ぎという悩みです。
正しくは、
「やりたいことにつながらない行動を増やしすぎている」
「不安からくる行動を減らせない」
に近いという感じでしょうか。
今日のnoteは、
・本来やりたいことと違う行動に時間をかけすぎてしまって、立ち止まれなくなっている人
・不安からくる行動を止められなくなってもやもやしている人
に向けて、原因と乗り越え方を書いていきたいなと思っています。
不安からくる行動とは
ここまで聞くと、「不安を解消するための行動」は悪者なのか?という疑問がくるわけですが、全然そんなことはないのですよね。
不安からくる行動というのは、特に悪いことではありません。
・明日の会議資料が、準備できているかどうか心配。最終チェックしよう
・鍵を閉め忘れていないか、もう一度確認しよう
なども、未来に起きてしまうリスク回避の行動、不安という感情から生まれるものです。
だから、必ずしも悪いことではなく、普通に生活をしている中では必要なことを不安という感情はサポートしてくれています。
しかし、不安が不安を生み、過剰なほどリスク回避の行動を増やしてしまい、ほかに実現していことまで阻害してくるレベルになってくるとやっぱり注意が必要です。
例えば、
・メンバーに任せたいはずの仕事も、任せることが怖くて全部自分でやってしまう
・一人残って、残業ばかり無駄に増やしてしまう
・過剰に相手の仕事の状況が気になって確認をしすぎてしまう
などでしょうか。こは悪いことではありませんが、過剰になりすぎると自分が予測していなかった結末を引き起こしたりします。
・自身や周りへの信頼感、効力感がさがる
・キャパオーバーを起こす
・メンバーが任せてもらえていないと効力感が下がってしまう
・そもそも、自分がやりたかったことが何かがわからくなってしまう
などでしょうか。
ここまで来ているのであれば、確実に立ち止まって自分自身を見つめなおす機会を、どこかしらで確実に設ける必要性が来ているサインになっているのは間違いないなと感じます。
俯瞰的に見たときに、気づくと思いますが、本来はリスク回避のための行動だったことが、別の不本意な結末を引き起こしていることもあるのです。
実際にクライアントさんと一緒に、この状況を俯瞰的に振り返ると「無自覚にやっていた」と驚かれますし、気づけて良かったと安心されること多いです。
このまま続けていれば間違いなく、体を壊してしまったり、考えることも行動するのもしんどくなってきていたことは確実だったからです。
感情から生まれる行動は無意識に、驚くほど人を動かすのだということがわかります。
乗り越えるために必要なこと
じゃあ、どうすればいいねん!みたいなことも気になることでしょう。
まず何よりも、大切なのは「不安」という感情から生まれている行動やその役割を理解することです。
①最近、不安になったことを思い出す
例:
・仕事を部下に任せた
②その時自分は何をしたか
例:
・進捗が気になり、毎日状況を確認した
③その行動の役割があるとしたらなんですか?
例:
・進捗遅れのリスク回避、自分の安心感を生んでくれる
③周りにどんなインパクトを与えていたか
例:
・毎日進捗は送ってくれる
・進捗報告の義務は部下に教えられた
・360度フィードバックで管理が過剰と言われた
④自分にはどんなインパクトを与えているか
例:
・安心はする
・送られてこないと不安になる
・部下に細かく連絡をしてしまい、詰めていると思われていないか心配になる
⑤本来望んでいる結果
例:
・適切な頻度での進捗報告がメンバーから上がってくる
・過度に干渉せずとも自分も相手も安心して業務を進められる
これくらいざっくりと振り返られるといいですね。
実際に、わたしがセッションでクライアントさんと一緒にやるときはもっと丁寧に紐解きます。
ただ、セルフワークを上記のようにしてみるだけでも、俯瞰的に自分が不安になっているときにやっている行動に自覚的になりやすくなるのと、不安からの行動も担ってくれている役割があるのが、わかってくるかなと思います。
俯瞰的にとらえたときに、過剰になっているかもしれないことは辞める選択をして代替行動に変えてみるなどもあると、より効果的だと感じます。
ポジティブな感情でネガティブを打ち消す!みたいなことも可能ですが、一歩踏み込んで、自分の感情・思考整理することが自分の心を癒し、前に進めてくれることにつながっていきます。
不安からの行動をやめたい人へ
不安からの行動は先程書きましたが、すべてが悪いものではありません。過去の昔に自分が少しずつ積み重ねてきた経験から、体と心が学んで行動に移してくれるようになったリスク回避とも言えます。
ただ、大人になるにつれてこれが過剰になっていき自分自身を苦しめることもあるのかもしれません。
そんな不安とか無視して、
やりたいことやろうぜ!!
好きなことやろうぜ!
というポジティブな感情に振り切って、前に進める人もいれば、そうでもない人もいると思っています。
全員が全員このプロセスが私も必要だとは思っていません。
ただ、確実にわたしは必要な方はいると思っています。
なぜなら私もすぐに、前を向けるタイプじゃなかったから。
考えるな行動しろ!って勢いで行けた時期もありましたが、そうでもないときも長い人生の中であると思うのです。
そんな時はわたしも一人で考え込んで悶々としてしまうことが多かった。
一人で考えていて、考えられる範囲のことって限られているときもあると思うのです。
きっと孤独を感じて苦しいと感じるときもあると思うのです。
自分を責めて、でも辞められなくてそんな自分が嫌で嫌いになってしまうかもしれないんです。
そんな時は、第三者の力が必要なタイミングが来ているはずなのです。
一人では考えきれない、一人では止まれなくなっていることを一緒考えていくおてつだいをわたしにもさせてください。
永遠と続くかもしれない不安は自分の手で終わらせることができます。
でもきっと、第三者の力ぞえもあると乗り越える速さとその後の人生の充実度は確実に変わってきます。
誰かの手を借りたくなったときに、連絡してほしい。
一生に考えて、乗り越えていこう。
あなたが目指したい未来をかなえよう。
わたしも一緒に考える。
そんな気力も失っていても、取り戻せるからさ、信じて。
あなた自身を。
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