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嫌いな人の正体は、実は

こんにちは、フリーランスコーチのゆみです。

皆さんには、嫌いな人、苦手な人っていますか?
わたしはいます!(ドヤることではない)

特に私は、心理学を学ぶまでは本当に世の中には嫌いな人があふれかえっていて、苦手な人のオンパレードでした。

人を嫌っている自分のことに対しても嫌悪感があったし、苦手な人が多いこの世の中をちょっと呪っているときもあったのかもしれません。

実は、この嫌いな人には正体があるとのですよね。

みなさんご存じでしたか?

わたしは、最初この話を聴いたときは結構びっくりしたのですよね。

今日のnoteは「嫌いな人がいる自分が嫌だ」っという人に届くといいなと思いながら書いています。

えこひいき、きらい!!


ちょっとさくっと言ってしまいますが、結論から言っちゃうと嫌いな人の正体は、「嫌いな自分」でもあるのです。

え?嘘やん?

受け入れられない

みたいな感情が湧いた方もいるかもしません。

例えば、わたしはえこひいきする人がめっちゃ苦手です。

昔いた上司から、明らかにえこひいきやな!みたいな行動をされたときに、めっちゃその人のことを嫌いになりました。

当時は銀行で営業をしていたのですが、当時OJTの先輩がわたしにはめっちゃくっちゃ厳しかった人でした。

銀行の営業としてまだ走りだったわたしはまだ一人で売り上げや数字を立てることができませんでした。

OJTの先輩、本当に営業のやりかた一切教えてくれなくてですね。

昔って会社はそんなに教えてあげる文化っていうのはなかったので

「そんなものなのかな」

って思って流していたのです。

自分で何とか頑張れってことなんかなって思って、自分で勉強してお客さんに声をかけまくって数字をあげることに必死になって仕事をしていました。

しかし、ある日です。

ヘルプできた同期には優しく教えて、なんなら自分があげた数字をわたしの同期に上げてしまったのですよね。

その時の私を見た、馬鹿にしたような(そのように見えた)表情はもう忘れられません。

もう、そのときは、めっちゃ悔しかった。

はらわたが煮えくり返りそうでした。

かわいくなかったわたしが良くないのかもしれない。

もっと素直な新人であれば良かったなと今になっては思うんですが、めーーーっちゃ腹立って大嫌いになりました。

平等に扱ってくれたらいいのに。

あんたの「わたしが嫌い」っていう私情を仕事に挟むなよってめっちゃ思いました。

好き嫌いで仕事すんなよ。私情挟まずに仕事しろよ。

わたしはこんなに、「我慢して、みんなと平等に接しようとしているのに」。

今書いているだけでも、わたしの当時の呪いがあふれていますね( ;∀;)

自分の我慢していることをやってのけてしまう

「嫌いな人」というのは、自分が普段我慢しているようなこと、抑圧していることを目の前でやってのけられるから、本当に腹が立つのですよね。

SNSで「キラキラしている」インフルエンサーに対して匿名でなにか嫌なことを書く人、攻撃性の高いことをするというのはまさにこれかもしれないですね。

本当はわたしだって「キラキラしたい」のに、抑圧していることをやってのけてしまっていることが腹が立つ。

こんな自分になってはいけないということをさらっとこなしてしまう人が腹が立つということです。

わたしも、銀行員の当時「人を平等に扱わないといけない」「みんなに優しくあらねばならない」「仕事に私情をはさんではいけない」みたいな思いが強かったからこそ、逆の自分にはなってはいけないみたいな思いがありました。

嫌いな自分をそのまま表現するOJTの先輩、「まじ卍」って感じでした。

目の前で「こうなってはいけない」を表現されること、そしてどこかで、自分ができないことをやってしまっている人にうらやましい、ずるいという感情がなかったとは言えないと思います。

だって、私を傷つけてくる先輩と私を大切にしてくれる先輩を平等に扱うなんて本当はしたくなかったし、態度も変えてやりたかったです。
仕事に思いっきり私情挟んでやりたかった。

もちろん、そんなことはしていませんが、当時の私の本音です。

要するに、嫌いな人というのは、抑圧している「嫌いな自分」を表現している人なのですよね。

もう、めーーーーーちゃ腹立つけど、めーーーーーーーーーーっちゃうらやましいってことです。

それにいい悪いは、判断必要ありません。

「ついこんなことうらやましいって思っちゃいけない」みたいな思考湧くかもしれませんが、別に誰も貴方の思考をのぞけるわけじゃないので安心してください。

心の中に止めておけばいいのです。


考えるだけで誰かを傷つけることなんてありませんから。

そこに良い悪いなんてないです。

嫌いな人がいることに気づくことは、「わたしはここを我慢していたのかもしれない」「こういうのは嫌だ」って思っているんだなと気づいてあげるためのプロセスでもあるんですよね。

そう思うと、「嫌いな人」っていうのは存在すると嫌な気持ちになるわけですけど、自分がどこかで「抑圧していること」「やってはいけないと思っていること」を知るきっかけにもなるので、ちょっと便利なやな!!ってわたしは思うようになりました。

ちなみに後日談ですが、私を傷つけてくる先輩と私を大切にしてくれる先輩を平等に扱うことにこだわる必要ないな!ってなって、今は自分を大切にしてくれる人をわたしとの関わりをかえることはわたしは自分に許可を出しています。

もちろん、攻撃するとかじゃなく適切に距離置くとかのやり方でね。

嫌いな人がいること

これって悪いことのように思えますが、実はそこまで悪いことじゃないんだなってわたしは思えるようになりました。

目の前に嫌いな人やざわざわする人がやってきたときは、自分の心の声を聴いてあげるためのサインです。

嫌いな人の人格を変えることなんてできませんが、「自分がどうしたいか?」「本当はどうしたいと思っているか」みたいなことを考えることができます。

嫌いな人は、うまく自分の理解のために使いましょう。長く嫌な気持ちと一緒にいるよりは、自分を大切にするためにその人を使ってしまう方が建設的です。

大切な時間は、嫌いな人に思考や気力を奪われないように、自分でとり戻すことが何よりも大切だなって私は思います!

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コーチングを学んで5年、組織のリーダーやマネージャーの方のお悩みに伴走して3年ほどになります。

200名以上のリーダーに伴走してきました。

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