絵日記に心の記録を5年間続けたら、思い込みをたくさん手放せたよ
絵日記学に出会って絵日記に心の記録を続けていたら、早くも5年経ちました。
絵日記には、その日のできごとと一緒に「ちょっと悲しい」「何だかモヤモヤする」というような、注意深く観察しないと素通りしそうな、ささいな感情も描くようにしています。
丁寧に自分の感情と向き合って記していくことで自分の感情が目で見える形で記録することができ、読み返したときに感情の追体験ができるので、なかなか味わい深いでのです。
絵日記という自分を内観する最強の方法を得たことは、もはや私の財産と言っても過言ではありません。
1月のチャレンジ
話は変わりますが、今年は毎月ひとつ、新しいことにチャレンジしようと決めました。
チャレンジする内容は、大きなことだけはなく、たとえば「ずっと気になっていたお店でランチする」といような、身近なことであっても自分の中では「挑戦」と思えることなら良し!としました。
毎月ひとつ新しいことをしていくと、来年を迎える頃には12個のチャレンジができるはず…。
もう2月半ばですが、1月から動き出した事なので「絵日記をベースに、新しいことをはじめる」を1月のチャレンジにします!
このnoteでは、私の新しい試みやそれまでの経緯、そもそも絵日記を描きはじめたきっかけ、絵日記を描くことで変化したことを伝えようと思います。
本題に入る前に絵日記学とは何か?について、少しお話しさせください。
絵日記学って、何ですか?
絵日記学とは、中学生の時から絵日記に心の記録を続けているうちに大人心・こども心・コアの心の3層構造で絵日記に記すことで、自分を深く内観できると気づいた塩崎沙和さんが心理学の知識を組み合わせて創ったオリジナルのメソッドです。
頑張ってキャリアを手にした。なのに、心はスースーしたまま
当時の私は、忙しいながらもやりがいのある仕事をして、やたらと賃料が高い北参道の部屋に住み、一見すると順風満帆な時でした。
いい暮らしとキャリアを得たはずなのに、いつも「何かが足りない」想いを抱えていました。一方で、残業続きで毎日忙かった私にとって優先すべきは目の前の仕事。
自分と向き合う必要性を感じなかったし、そんな時間があればゆっくり眠りたい。それが現実でした。絵日記学と出会ったのは、ちょうどそんな頃です。
「久しぶりに絵を描くきっかけになるといいな」くらいの軽い気持ちではじめた絵日記がその後5年も続くなんて、自分でも驚いています。
絵日記は自分を理解する辞書のようなもの
絵日記を描くのは、描きたいときだけです。なので、1週間以上描かない日もあれば、感情が荒ぶっているときは(!?)何ページも描きなぐる日もあります。
もし、毎日描き続けないと!と気負っていたら、こんなに続いていなかったかもしれません。
気持ちが落ち着かないときは、絵日記を描くだけでもスッキリするのですが、絵日記が一番真価を発揮するのは、読み返すときにあります。
絵日記には自分の思考や感情、心情の変化といったデータが集積しているので、以前と同じような境遇の時に絵日記を読み返すと、そこに答えが描いてある…なんてことも多々あるのです。
こうして、5年の間に描く→読み返すを繰り返してきた私は、心の奥にはびこっていた罪悪感や、自分を無価値だと信じていた思い込み、母との葛藤など、たくさんの思い込みを手放すことができました。
思い込みを取りのぞいた、その先にあるもの
たくさんの思い込みを手放した私は、まるで砂場の砂をかき分けた奥に埋まった宝物にめぐり合うように、自分の心が「もっと絵を描きたい」と望んでいることに気づきました。
決して上手いわけではないし、イラストレーターを目指すわけでもない。でも、絵を描くのは楽しい。だから、もっと描きたい!そんな、シンプルな気持ち。
「そうだ。絵日記を書いて、新しいことをしてみよう」
自分のために描いてきた絵日記を、今度は誰かのために描いてみよう。私が描いた絵で、誰かが一歩踏み出すきっかけになるかもしれない。そう思ったらいてもたってもいられなくなり、気がつけばnoteを書きはじめていました。
そのモヤモヤ、「見える化」します
そこで、今回私が挑戦しようと思っているのはモヤモヤの「見える化」です。「最近、何だかモヤる…」と思っている方のお話しをうかがって、後日、絵日記に描いて提供しようと思います。
まだ細かいことは決まっていないのですが、こんな悩みをもった方に寄り添いたいと想定しています。
まずは、あなたのモヤモヤを絵と文字で表現して心の現在地を知ってもらえたら…。そんな風に考えています。
最後に
今回のお知らせにあたり、この記事とあわせてbosyuでも告知をしようか迷ったのですが、興味をもっていただいた方とゆっくり丁寧に向き合いたいと思い、まずはnoteでお知らせさせていただきました。
興味をお持ちの方がいらっしゃいましたら、私のTwitterのDMよりご連絡ください。おひとりずつ返信させていただきます(あわせてフォローいただけると泣いて喜びます)。
では。最後までお読みいただき、ありがとうございました。