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「今」を生きる子どもに有効な「今」で切る関わり

ちょっと意味不明なタイトルですが、読み進めていくうちに理解していただけると思います。今回は子育てについて。

私自身、子育てにはすごく情熱があって、たくさんの仮説と実験のもと、いろんなアイディアを使って楽しんできたので、こうしてシェアできることを本当に嬉しく思います!
⬇︎こちらの記事もたくさんの方に読んでいただき感謝です!!

コントロールはなるべくしたくない、子どもの意見を尊重したい、でも、そうばっかりも言っていられないのが子育て。

そんな時の考え方や、子どもとの具体的な関わりについて、私が実際に実践している「これは面白すぎる」と感じているアイディアを、引き寄せの法則を絡めつつ、一つシェアしたいと思います!

エイブラハムの引き寄せの法則では、気分が良くなるものに思考を向けましょう、と言っている。そうすることで、更に気分の良くなるものが人生の中にやって来る、これが引き寄せの法則。

今の現実が辛過ぎる人はもちろんのこと、基本誰でも望まない現実は全部無視していいと私は思っている。それを実践した記事はこちら。

今、割と満たされているけど、なんか退屈だな〜とか、謎の不安でザワザワするとか、つい隣の芝が青く見えて焦る…という人は、「今」に意識を向けることをオススメしたい。

一日中やれなくてもいい、洗濯干すこの時間だけ、お皿を洗うこの時間だけ、我が子を寝かすこの時間だけ…そんな風にして、まずはやれそうなタスク限定で「今」に意識を向ける。

具体的には、この手に感じる温度、感触、色。お湯の温度、お皿の感触、布団の柔らかさ、身体が緩んでいるところと固まっているところの感覚の違い、子どもの声、香り、髪の毛の感触…今に集中して五感をフル稼働して味わう。

その他にも、今この手にあるものに意識を向ける方法もある。雨を凌げる家、愛する家族、とりあえずは健康なこの肉体、食べ物も何かしらあるなぁ〜と意識を向けてみる。今感じる体感は?肌寒い?温かい?椅子に触れるお尻の感触は?硬い?柔らかい?どんなふうに心地良い?/心地悪い?

お茶を丁寧に啜ってみる、香りを嗅ぐ、嗅いだときの鼻の中の湿度の変化を感じてみる、口から喉に通過するお茶を感じてみる、口に残る風味の余韻が自分にとってどんな感覚か感じてみる…などなど。

そんなふうに、スマホを一旦脇に置いて、「今ここ」を味わおうと思えば、どこまででも深く味わうための視点が生まれるものだ。これも慣れていくと、こういうことを感じてみようかな、と自分なりのアイディアも湧いてくると思う。

そうして、徹底的に今今今「今この瞬間」に意識を置くことで、私たちは有り余るほどの「あるもの」に気づくことができる。(「既にこの手にあるもの」に気づくことができるとどうなるか?はこちらの記事をどうぞ⬇︎)

今ここに意識を置く、これは瞑想にも似ている。瞑想は、いろいろな流派ややり方があるけれど、基本的には呼吸(と音)に集中して、今ここに意識を集中させることで、自分を否定したり不安に誘うような要らぬ思考の暴走を和らげ、本来の自分の波動と一致させる効果がある。

私たち大人は、ついつい先のことを考えて、感覚が今にいないことが非常に多い。

例えば、月末の支払いを心配したり、子どもの何かトラブルをグルグルと考えたり、パートナーに言われた嫌なことを何度も頭で反芻したり。

明日の仕事のことを考えたり、子どもを寝かすまでの段取りを考えたり。母ちゃんも父ちゃんも、頭も心も忙しいのだ。

楽しいことをワクワク妄想して今に居ないならいいのだけど、大抵の場合は過去に反応していたり、先のことを心配している。

今、洗濯された洋服を干そうとしている中でも、頭は全く別のことを考えているものなのだ。見上げれば、美しい青空が広がり、いつのまにか成長して大きくなった子どもの服が手元にあっても、その有り難さには気づかない

いやいやいや、時間やお金の余裕ができたら、ゆったりのんびりそんな時間もとれるでしょうよ、でも無理なのよ私は!!!!!!

という気持ちも分かる。すごく分かる。でも、この世のすべてはエネルギーなのだ。内側が外側。外側の現実的な条件が整ってからやっと安心して幸せになるのではない。逆なのだ。内側で、安心や幸せを感じられるから、その波動に引き寄せられて、現実も安心や幸せで満ち溢れていく、これが宇宙の法則なのだ

とはいえ、先のことを心配することも、現実に反応することも、私たちがいつの間にか身につけたクセなので、それをしたからといって自分を責める必要はない。ただ、今この文章を読んでいる皆さんは、引き寄せの法則の観点から、こうした「今にないもの」に意識を向けて、波動が乱れることに対して無防備であることにすぐに気づいて、できれば辞めていけたらいいな〜と思う。なぜなら、少しでも気分のいいことに思考を向けていけれたら、それが習慣化できたら、それは私たち自身の幸せに大いに役立つからだ。

このように、私たち大人にとっては、意識しなければできない「今にいる」こと。しかし、実はこれを子どもたちはいとも簡単にやってのけている。

子どもたちは、常に「今」にいる。だから、何かに夢中なとき、親の声は聞こえないし、帰る時間など関係なく、辺りが暗くなっても虫を追いかけまわし、自分の体力など心配せず「今」にすべてをかけて遊ぶのだ。

子どもは「今」にいる天才。

で、ここからが本題。(前置き長過ぎすいません。笑)

この、子どもは今を生きている、というかむしろ今しか生きれないという素晴らしい天才的な性質を利用して、子どもとの交渉は「今」で区切ると結構スムーズに進むこともあるよ〜ということを今回はシェアしたい。

例えば、家族で出かける予定があるとする。子どもが楽しみな予定なら良いけど、そうでない場合、もしくは何にでも反抗する2歳前後の場合、とりあえず「嫌だ」「行きたくない」と言ってくる。一人で留守番できる年齢ならいいけどそうでない場合、朝らか「やだやだ」言われたら腹が立つよね〜。

朝起きて布団の中で「今日ボクは行かない!」と言われたとしても、私たちはそれに反応して自分の機嫌を悪くしてしまいそうなとき、そんなときにおすすめなのが「今で切る関わり」なのだ。

どういうことかというと、今日の1日の予定を、布団の中ではまだ決めない。意識を向けるのは徹底的に「今」だけ、というそんな関わり方。

大人はつい、朝の時点で子どもに今日のすべての予定を把握してもらって、乗り気になってもらいたいと思うし、そのために準備して欲しいと期待するし、そうでないとスムーズに事が進まないと思っている。だから、なんとか、こんなに楽しいよ!とか、こんなに面白いよ!とか話をして、それでも嫌がると、予定になかったのに仕方なく子どもが喜びそうな行き先を追加してみたり、何かご褒美で釣ったり笑、それでも拒否され続けると腹を立てて喧嘩になる、もしくは力づくでなんとかする、みたいなことは、あるあるじゃないかと思う。

(本当にお疲れ様です。。。私もたくさんやったからよく分かります。)

では、例えば、朝から布団の中で「嫌だ!ぼくは行かないー!」と言われたら、どうするか?

「そっか〜嫌なんだね」とひとまず言っておく。寄り添っている風味が出ればオッケー。笑 そして、意識を「今」で切っていく

空を見てよ、いい天気だね。とりあえず、身体を起こしてみる?そんな感じで、先の先まで意識を向けない。向けるのは「今」できるワンアクションだけ。

身体を起こしたら、次のワンアクション、ひとまずトイレ行ってみる?スッキリしたね〜!気分よくなったね〜!てな感じで、

まぁとにかく朝ごはんでも食べようか!
何がいい?とか美味しいねとか言いながら。
とりあえず靴下履いてみようか!
どれにする?何色にする?とか言いながら。
ひとまず好きなことして遊ぼうか!
何したい?LEGO?YouTube?とか言いながら。

そんなことしている間に、気づけば身も心も準備は完了していて、感情のスケールは「落胆」や「悲観」から「退屈」や「納得」、遊び始める頃には「楽観」くらいに上がっていたりする。これホントにすごいのよ。子どもはトントントン!と上がりやすいしね。

感情のスケールは1〜22段階ある。無気力よりも怒りは波動が高い。満足以上がポジティブな波動と言われている。参考程度にし、あまり表にとらわれないことも大事。

子どもはとにかく、自分の自由を奪われる感覚に対してすごく敏感だし、全力で自分の自由を死守する。エイブラハムに言わせると、子どもってそういう生き物らしい。

だから、1日全部予定が決まっている、という現実をチラつかせると絶望して反抗してくるのだ。その自由を勝ち取りたいモードの子どもといくら対峙しても、ものごとは複雑になるばかり。だから、こちらが、あなたは自由だよ、大丈夫だよ、という波動で接することが、マジですんごく効くのだ。

そして、嫌だ嫌だとい言いつつも、実際、やることを細かく切っていき、「今」目の前にある一つのやるべきことにだけ集中すると、実はそれ自体にれそこまで抵抗はしていないことも分かる。大人にとって「やるべきこと」でも、子どもにとっては「単なる遊び」であることも多いのだ。特に未就学児はね〜

着替えも、朝ごはんも、彼らは楽しむ天才なので放っておけば勝手に楽しみを見つけて、勝手に楽しんでいる。もちろんサポートが必要なタイミングも多々あるけれど。

子どもはとにかく、自由を奪われる感覚になることに拒否反応を示してギャースギャース抵抗して来るので、そんなときはこの「今で切る関わり」をぜひ試してみてはいかがでしょうか。

どうしても行かなきゃいけない場所に、気持ちよく行ってもらいたいときにも効果があると思う。例えば、病院や家族の用事などね。

今に集中、今に全力、そんな子どもたちの姿から学ぶことはすごく多い。

子どもの自由を許してあげる、地球規模でそんな見守りができたら、そんな世界になったら、どんなに素敵だろう、と私はいつも想像している。

そのためには、まず自分が自分の自由を許してあげる必要があるのだよね。

「今」を生きる子どもに有効な「今」で切る関わり方。子どものためのようで、実は私自身の「今」に意識を置く在り方を、深めてくれて、思い出させてくれる、そんなプロセスなのかな〜と感じている。

子どもって、いつも私たち大人の解放を手伝ってくれる存在なんだよね。少なくとも私はそう感じている。

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