世界遺産通信〜第20回 アブシンベルからフィラエまでのヌビア遺跡群〜
こんにちは。ひらのです。
先日、ふらっとお散歩してて見つけたお店がとてもかわいかった。
予定があって入れなかったけど、次回時間をつくってまた訪れてみたいです。
最近は暖かい日が多いので、お散歩しやすくて
とても嬉しいです♪
さてさて本日は、世界遺産通信を配信していきたいと思います。
今回の世界遺産は、エジプト
エジプトと言うと、ピラミッド?!って思う方も多いかもしれません。
エジプトには、じつは他にも有名な世界遺産があります。
なんと世界遺産の創設に関わった遺跡があります!
今回はそちらを紹介していきたいと思います。
◆ アブシンベルからフィラエまでのヌビア遺跡群
登録名:アブシンベルからフィラエまでのヌビア遺跡群
登録年:1979年
分類:文化遺産
アクセス:アブシンベル空港から大神殿まで車で約10分
(画像&文章引用:阪急交通社)
こちらは、最も有名なファラオであるラムセス2世により建てられた世界遺産。ラムセス2世は、新王国時代第19王朝に君臨していました。
ラムサス2世は、他にも世界遺産に登録されたカルナック神殿の大列柱室、ルクソール神殿の塔門など、多くの建造物を残しています。
写真のアブシンベル神殿はとても規模が大きく、太陽神ラーを祀る大神殿と、王妃ネフェルタリのために建造された小神殿からなります。
大神殿の大きさはなんと!
幅約38m、高さ約33m。
入口には高さ20mにもなるラムセス2世の座像が4体、大列柱室にはオシリス神の姿をしたラムセス2世の立像が8体、他にもレリーフがあったりラムセス2世にまつわるものがたくさん。
自分の像が計12体もいるってすごい。
1つでもインパクトあるけど、それが12体も。
高さ約33mってどのくらいの高さなのか、とても気になります。ぜひ一度その壮大さを見に行ってみたいものです。
*世界遺産創設のきっかけ?!
1959年、エジプトでアスワン・ハイ・ダムの建設が決定。ダムを建設することで、周囲にある“ヌビア遺跡の水没の危機”の恐れがありました。
それに対して、ユネスコが遺跡を救済するために寄付活動を世界へ向けて発信したり、工事費や保存方法に関するアイディアを募集しました。
多くの国から寄付金が集まり、ダムの影響を受けない場所へ遺跡を移す大規模工事が行われました。
多くの国からの支援があって遺跡が守られたため、『過去から引き継がれてきた地球や人類の歴史を世界中で協力し、未来へ繋げていこう』という考えの下、「世界遺産条約」が締結されたそうです。
(参考URL:外務省HPより)
多くの国の支援によりみんなで協力しあって一つの遺産を救っているこのエピソードがとても素敵。
過去から引き継がれてきたものを未来へ、その意識を持ってこれからも世界遺産を勉強していきたいなあと思いました。
最後までお読みいただきありがとうございます。