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蔵出しの新ネタあります

人生で2冊目の単著『「対話」で変える公務員の仕事~自治体職員の「対話力」が未来を拓く』の発売がいよいよ10日後(2021年6月10日)に迫ってまいりました。
2018年12月刊行の前作「自治体の“台所”事情“財政が厳しい”ってどういうこと?」は,それまで100回以上にわたる出張財政出前講座の完パケ版として講座の内容を余すところなく記述することが目的でしたから,発売前に「どんな内容なの?」と尋ねられることは皆無でしたが,今回は事情が全く異なるため「どんな内容なの?」という疑問にお答えしておかないとそもそも読んでみようかなという意欲もわかないだろうということで,発売日直前企画として,今日からしばらくの間,ズバリ『「対話」で変える公務員の仕事~自治体職員の
「対話力」が未来を拓く』のオススメポイントについて少しずつご紹介したいと思います。

オススメポイントの第1は「蔵出しの新ネタ」です。
私が「対話」の本を書くといえば,当然これまでお付き合いのある方は,出張財政出前講座やオフサイトミーティング「明日晴れるかな」のことをネタに書くのだと思うでしょう。
これらの取り組みについては,これまでもあちこちで折に触れてお話しし,雑誌への寄稿やインタビューなんかで文字媒体でもご紹介いただいていますが,それ以外に私が実践した「対話」の取り組みについては,私がSNSで実施の都度発信したことがあるくらいで,事例集として取りまとめたことも何かの媒体で紹介したこともありません。
今回の執筆にあたっては,『「対話」が変える公務員の仕事』というタイトルで狙っているように,「対話」を仕事の上で実践した事例を紹介し,読書層である自治体職員の皆さんに「自分もやってみよう!」と思ってもらいたいと考えました。
私自身の経験に基づくものなのでそれほど“豊富”な実践例というわけではありませんが,いくつかご紹介していますのでぜひご確認いただけたらと思います。

具体的には,経済観光文化局時代に実施した数々の取り組み。
商店街再生仕掛け人の木藤亮太さんと組んで2年間試行錯誤し続けた「商店街NEXTチャレンジャー育成事業」や「カタリアウヒトツキ」,福岡大学商学部の飛田先生と一緒に企画した学生と企業の対話の場「腹を割って話そう」,福岡で人材のこれからを考える「リカレントカフェ」などなど,産学官一体となって「対話」に勤しみ,「対話」に学んだ手応えをご紹介しています。
また,同じ経済観光文化局時代に職場融和のために取り組んだ「話金(ハナキン)の会」や,政令指定都市局長会議で行った前代未聞の取り組み「局長たちのワールドカフェ」など,楽しみながら職場で,仕事で「対話」を取り入れていった“へんな部長”伝説も,おつきあいいただいた部下職員への感謝とともに書き記しています。

純粋に仕事として取り組みましたが、まるで遊びであるかのように楽しみ、職場も参加者も嬉々として時間の経つのも忘れて「対話」を楽しみ、新たな気づきを得るだけでなくそこで過ごした仲間とのつながり、交わりを得ることができた貴重な時間をともに過ごせたこと、関係者の皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。
それぞれ十分な紙面を割くことはできませんでしたが,それぞれの経緯や内容,成果をまとめて記述できたことは,私にとって大きな収穫でした。
この本を読んで,取り組みの詳細を知りたいとお尋ねいただくためのインデックスになったのではないかと思いますので,気になった方はぜひお問い合わせください。

新刊に関して,執筆の動機や読んでほしい人については以下をご参照ください。

この本のオススメポイント

★2021年6月10日出版予定『「対話」で変える公務員の仕事~自治体職員の「対話力」が未来を拓く』web予約受付中。
https://www.koshokuken.co.jp/publication/practical/20210330-567/
★2018年12月に「自治体の“台所”事情“財政が厳しい”ってどういうこと?」という本を出版しました。ご興味のある方はどうぞ。
https://shop.gyosei.jp/products/detail/9885
★書籍を購読された方同士の意見交換や交流、出前講座の開催スケジュールの共有などの目的で、Facebookグループを作っています。参加希望はメッセージを添えてください(^_-)-☆
https://www.facebook.com/groups/299484670905327/
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