休職日記 1
ありきたりなタイトルですみません。ほかにいいものが思いつかず。
実は9月の初めから休職しています。
今のところ、11月末まではこのまま休みの予定です。
休職に至った経緯などは、詳しく書けないのですが、休職中にどのような過ごし方をしていたかとか、そういうのを記録しておきたく、この「休職日記」を書くことにしました。
では、はじめます。
休職直前の状況
休職するというからには、「労務を提供できない状況にある」と、医師が診断した、ということになるわけですが。
その時の私の状態としては、かろうじて毎日勤務してはいたものの、強い疲労感と眠気があり、業務に集中できず、完全に業務効率が落ちた状態となっていました(あとやる気の欠如ね)。
それで、このまま働き続けるのはちょっと無理だ、と自分で感じたので、医師に休職したいと相談し、診断書を書いてもらったという感じです。
数日休めば回復しそうというようなレベルであれば、別にわざわざ診断書を取らなくとも、有休使って1週間程度休ませてもらえばいいかと思ったのですが、私の場合、そういう感じではありませんでした。
1回仕事から離れないとだめだ、みたいな感じのところまで来てしまっていました。
実際に休職するまでの流れ
診断書が出るということは、医師の目から見ても「休養が必要」と判断されたということなので、その診断書をもとにして、上司と休職開始日の調整をします。
なるべく早く休養に入るのが望ましいわけですが、業務の都合上、そうもいかない場合があります。いきなり「明日から休みます」とこちらで勝手に決めて休むみたいなのはだめです。
私の場合も、診断書を見せて相談した際に、最初に上司から提案された開始日が、相談日から数えて約10日後(土日も含んでの日数)くらいの日付でした。
普通に前日まで何事もなく働いていた(という風に上司の目には見えていた)人間がいきなり診断書を提示してきても、にわかには信じられない、というのがあったかもしれません。私の場合、そのくらいの日数はまだ働けそう、という風に、見えていたんじゃないかと推測します。
(まぁ実際、そういう風に見えるように、職場の人相手には、ふるまっていましたので、そう思われても致し方ないという部分はあります)
が、ちょっとそこまでは持たないな、というのが自分の中にはありましたので、上司の提案してきた日付より少し短く「8月末までの勤務とさせてもらえないか」とお願いして、了承していただきました。
本当は、翌日からすぐにでも休みたかったんですけどね、そこは業務の引継ぎやらなにやらあるのでそれだけは頑張ろうと思って、そのように提案をしました。
なお私の場合、通院先の方針により、休職の診断書は1か月分ずつしか出せないといわれました。まずは1か月休養の診断書を出して、その後は状況を見ながら、休養継続か復職可能かというのを見極めるということだそうです。
おそらくですが、いきなり診断書に「休職3か月」と書かれた場合と、「休職1か月」と書かれた場合では、会社側の受け取り方が相当変わるのではないかと思います。
休職3か月と書かれれば、それだけ状況が深刻、症状が重い、と思えますが、1か月、だと、症状が軽い、というイメージに見られ、「頑張れば休まなくてもいけるんじゃないの?」みたいに受け取られるようにも感じます。
なので私は診断書を上司に提出する際に、あらかじめ「通院先の方針により、休職の診断書は1か月分ずつしか出せないといわれていること」「1か月で不十分な場合には延長となること」を合わせて伝えました。
私の場合の休職中の過ごし方について
私の場合、を書く前に、まず、一般論として。
休職中というのは、休養のために休ませていただいているわけなので、まずはしっかりと休養をするというのが第一です。
労務不能な状況であれば、休職の規定がない会社の場合、解雇されたっておかしくないわけですよ。
休職というのは、会社の側からしたら、労務ができる状態まで回復すれば復帰することを前提として、解雇せず休ませる、ということになるわけです。なので、まずはしっかりと休養することが大事となります。
と、まぁここまでが一般論なんですけど。
私の考え方としては「どんな理由で休職に至ったか」によって、休職中の過ごし方、休職中にすべきこと、というのは、変わってくると思うのです。
会社のストレスが原因の場合、一定期間職場を離れることが決まり、仕事のことを考えなくてもよくなったとたんに元気になるパターンはあり得ます。
だけどそういう場合こそ、過ごし方に気を付けないといけないと私は思います。
休職中に旅行行ってその様子を楽し気にSNSに投稿、ってのはまずいです。職場の側から見たら「そんな元気なら早く仕事しろ!」という風に思うでしょう。職場への印象が良くないです。
楽しんではいけない、旅行行ってはいけない、ということではありません。
家に閉じこもって何もしないということだけが休養ではありません。
「とうきょう健康ステーション」の「休養」のページには
「休」は、労働や活動などによって生じた心身の疲労を、休んだり眠ったりすることで解消して元の活力を持った状態に戻し、健康な状態を保つことです。特に睡眠は「休」の大事な要素ですが、睡眠のとり方によっては、逆にだるくなったりするので、注意が必要です。
一方、「養」は、適度な運動や趣味の活動などで心身をリフレッシュし、明日に向かっての英気を養うことで、積極的休養とも言います。
とあります。
だからリフレッシュのために、楽しいことをする、というのは悪いことでもなんでもないのです(と、私は思います)。
だけどそれを大っぴらにするのは、どうかという話です。
さて実際の私の過ごし方について、ちょっと振り返ってみたいと思います。
9月上旬ごろ:とにかくひたすら休養
眠かったらねるし、家事も最低限(特に掃除)、そんな感じでした。
ただ、どういうわけか、庭いじりが無性にしたくなって、休職初日、天気もあまりよくないのに、庭いじってました。笑。
あとはひたすらスマホでSNSしたり、ゲームしたりしている時間というのも長かったです。
本は読めないのに(読んでも頭に入ってこない)スマホはいくらでもできる、という謎。
そんな中でも、食欲は衰えないのと、料理は割と好きなので、ご飯は普通に作って食べていましたし、朝そんなに早い時間ではないですけど、犬の散歩も雨の日以外は午前中に行くようにしていました。
あと食材や日用品などの買い物、通院などの際は外に出るわけですが、外出はそのくらいでしたかね。
あ、そうそう、支援者とオンライン面談もしました。
(支援者とのやり取りの話はまた別記事でちゃんと書きます)
9月中旬ごろ:片付けスイッチが入りだす
あるあるなのかもしれませんが、少し体力気力が回復してくると、部屋の中の汚さが目に付くようになってきます。
特に私は、収納スペースに比べてモノが多い人なので、だいたい昔から部屋はごちゃごちゃしています。
せっかく仕事していないのだから、この機会にちょっと整理しよう、と思い立ち、要らないものを捨てたりし始めました。
引き出しの中や、本棚といった、狭い空間を1日ひとつきれいにする、くらいのイメージでやっていました。
そして、捨てるにはもったいないけど自分は使わないな、というものを処分する目的で、メルカリ出品をはじめようと思い、近所で開催されているメルカリ教室の予約もしました。
9月下旬ごろ:本が読めるようになってくる、いろいろ考えられるようになってくる
確かこのあたりから、出品目的で登録したはずのメルカリでなぜか本を買いまくります。笑。
ものが減るどころか、増えてる。笑笑。
そして、ちょっと、新しいことに取り組もうと思い、とあるところに通い始めます。このことについてはちょっとまた別でちゃんと書きます。
・・・と、まぁこんな感じで、9月の1か月間の、生活面の変化みたいなのを、まとめてみました。
支援者や、会社とのやり取りがこの中には全然書いていませんが、それを書き出すと長すぎになるので、今回は省きました。
次回予告
次回は、その今回省いた、支援者とのやり取り、会社とのやり取りについて、書いていきたいと思います。
更にその次くらいに、10月に入ってからの生活のことを、また書いてみたいと思っています。
発達障害者が少しでも生きやすくなりそうな情報(本、ネットの有料記事等)の購入費用に充てますのでよろしくお願いします★