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【2024年1月】読書記録
毎月の読書記録。
2024年1月の振り返り。
1月はこちらの5冊
いつも機嫌がいい人の小さな習慣 仕事も人間関係もうまくいく88のヒント / 有川真由美
大人の語彙力ノート 誰からも「できる! 」と思われる / 齋藤孝
エレガントな毒の吐き方 脳科学と京都人に学ぶ「言いにくいことを賢く伝える」技術 / 中野信子
今日の人生 / 益田ミリ
人生はあはれなり… 紫式部日記 / 小迎 裕美子 (著), 紫式部 (著), 赤間 恵都子 (監修)
この2冊について感想を。
今日の人生/益田ミリ
これまで読んだミリさんの作品の中でも特に読みごたえがあった。
こんなふうに、味のあるイラストで日々のログをとれたら最高だわなぁ。
ミリさんの名前の由来を知ったり、作品にかける想いを垣間見たり。
ミリさん的思考がやっぱり私は好きだなぁと思います。
旅行中の電車内で読んだ一冊。
心満たされたとてもいい時間でした。
■人生はあはれなり… 紫式部日記/小迎 裕美子 (著), 紫式部 (著), 赤間 恵都子 (監修)
大河ドラマが始まったので、理解を深めたいと思い、漫画で読めるものを選択。
同著者による清少納言編「本日もいとをかし!! 枕草子」も以前読んだのですが、面白おかしく、人間相関関係や当時の時代の特色がわかりやすいからお気に入り。
歴史書としてはこれが私には最適!です。
「自意識がこんがらがって、こじらせている、平安系絶望女子」…それが紫式部らしいです(笑)
たしかに、日記の内容と数々のエピソードはどれもややこしい思考が深まるのを止められない模様。
そして、同じ時代を生きた清少納言との対比も面白い。
どっち派? などと何かにつけ比べてしまう、「清少納言」と「紫式部」。
容姿にコンプレックスがありつつも、「でも、口元と歯並び、アゴのラインは美点よ」とあくまでポジティブなナゴンと、謙虚が度を越しすぎて卑屈になっているめんどくさい系、好物はイワシのシキブ。
どちらも自分の中にいる気がします。
異彩を放ち、同じ時代を生き、歴史上に輝かしく名を残した2人。
それぞれの正反対なキャラクター性が趣深かったです。
寒い日は暖かい部屋で
一日中ぬくぬくと読書を楽しみたい……が、現実はそうもいかない。
またまた積読が増えつつありますが、読書時間を大切に2月も過ごしていきたいと思います。