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書道教室に入門した話。その1
娘が結婚することになった。お相手も素敵な方でめでたしめでたし。
来年11月に披露宴を行い、とりあえず2022年に入籍することにしたらしい。
来月は和装で写真を撮るそうだ。良かったね。
「お母さんたちに迷惑をかけないように、自分たちでするから大丈夫。一つだけ書道で寿という文字と二人の名前、それから入籍する日を書いて欲しい。」と電話で伝えられた。親孝行に育ってくれてありがたい。
ただ、書道は困ったな。
幼稚園の頃、父に連れられて書道教室に通った。先生が美人だったので父が通いたかったらしい。父のための書道教室にだったので、あまり覚えていないしあまり上手にならなかったのだ。
父の立派な書道セットや、色が変わって黄色くなった大量の箱に入った半紙が父の机にそのままになっている。父は楽しかったのだろうか?
前撮りの和装姿で、私の書いた文字を持って写りたいという娘の期待に応えるべく書道教室に通うことにした。ホームページで探したら入会金も不要で、月謝も4000円、これなら通えそう。早速、問い合わせる。
すぐに返信があり、小学生と一緒でよければ大丈夫とのこと。
娘が小学生の時に使っていた書道セットを持って教室へカーナビを頼りに向かう。ドキドキ。
広い駐車場、新しいお家。
玄関で手指を消毒して二階へ。もうたくさん小学生が練習している。
今どきの書道教室は椅子とテーブルなのかなと、思っていたら床に正座だった。
ご挨拶をして、お手本を頂く。会費をお支払いして半紙を100円で購入。
一番後ろの机にお道具を広げる。
前の席の女の子が興味深そうに何度も振り返って私の行動をじっと見ている。珍しい動物を見るような目つき。
練習、練習。
久しぶりの筆の感触。墨を硯に入れて、筆を浸す。
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先生のお手本とはかなり違うけれど楽しい。
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書道は無心になれる。どんどん書く。いっぱい書く。
2時間はあっという間。
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久し振りでこれだけ書ければなんとかなるでしょう、とのコメントと丸をいただき本日終了。
あと、2回で作品を仕上げる。
「お家で練習してください」と宿題もいただいた。
どんな作品ができるかな?