早春の福島 岳温泉 かわいすぎる浴槽編
毎年、学生時代の友達と一泊二日で温泉旅行に行っている。彼女は実家に戻ったので、今は栃木県に住んでいて、縫製工場でサンプル縫製とベトナムからの研修生の技術指導をしている。
毎年、秋に行っていたのだが、不幸があったりお互い予定が合わず去年はなしに。やっとお互いの予定が合い、温泉旅行に行けました。ちなみに一昨年の旅はこちら。
今回は一昨年と同じ、福島へ。彼女が日光市在住なので、奥鬼怒、奥日光など栃木県に行ってましたが、3年前から福島になっています。宿選定は私の担当ですが、「年一回」「女子旅」と言うこともあり「ボロ鄙」は封印。旅割も今月いっぱい使えるのでちょっとお高めの宿にしました。温泉ジャーナリスト植竹深雪さんの記事で紹介されてた宿です。
飯坂温泉のお宿も浴槽がめちゃくちゃかわいくて行きたかったのですが、去年、予約の電話を入れたところ、社長さんが急逝されたばかりで今後どうなるかわからないとのことで断られたのでした。今回検索してみたら「閉業」の二文字が。泣
温泉旅館の閉業ほど悲しいことはない。行ったことのある温泉旅館はもちろんのこと、行ったことのない温泉だと尚更です。今後、小さな家族経営の旅館は施設の老朽化と後継者問題で廃業が増えそうで心配です。
週末、東北道をひたすら北上。浦和の料金所あたりで若干の渋滞があったものの、無事日光市の友人宅に到着。
私の車はノーマルタイヤなので、冬タイヤの友人の車に乗り換え。スキー場の方にも行くつもりなので念の為。途中、ランチなんだけど、前から行きたかったこちらに。女子旅だからおしゃれなカフェ…な訳ないじゃん、私。笑
福島 二本松バイパスドライブイン
メニューが多すぎて迷ったけど旅館の食事に備えて軽めに。やっぱりアレだよねー。
チェックインまで時間があるので観光したいが、特に観光スポットがない…。
福島 岳温泉 緑ヶ池
「温泉溜池」とのことで来てみた。小さな池だったけど、ホントにきれいなエメラルドグリーンの池でした。友人が晴女で助かるー。
福島 岳温泉足湯
観光客はもちろん、地元の方も利用されてました。憩いの場。
かわいいマンホールを発見。温泉マークにはついつい反応してしまう。
ファミマでビールを買い込み、ちょっと早いけど宿へ。
福島 岳温泉 あだたらの宿 扇や
今日のお宿。早めの到着だったけど、快くチェックインさせていただいた。
部屋はなんと二間続きで、和室と洋間でした。冷蔵庫アリで早速ビール達を詰め込む
館内用バッグがおばあちゃんの手作りみたいでかわいい。早速タオルを詰め込みお風呂へ。
めちゃくちゃかわいい浴槽が現れました。そうそう、これに入りたかったのよ!ph2.4の単純酸性泉。源泉54.5度で源泉掛け流しです。
決して古くはないんだけど、ノスタルジックなまさにエモい浴室。女湯だけらしい。男湯は四角い普通の浴槽みたい。今までの経験上、男湯の方がいいことが多かったから珍しく女尊男卑。笑
部屋で湯上がりビールしてしゃべりまくって、もうひとっぷろしたら夕食です。夕食は部屋出しでした。
先付のごま豆腐。福島特産の「えごま」を使ったたれは料理長特製の推しだそうで、ホントに美味しかった。許されるなら指でなぞって舐めたかったほど。
前菜もバラエティ豊かで、さっぱりした湯葉もあればネギの豚バラ巻きなどビールに合うパンチの効いたものもあり楽しめた。
こちら、事前に連絡すれば料理を一品減らしてお酒に変更できる上、メインのしゃぶしゃぶは豚肉か鯛か選べる。「旅館の料理って多すぎ」って思ってる人多いと思う。私もその1人。
私達はお酒がお好きなので、生ビールに変更してもらい、友人は肉が苦手なので鯛に、私はお肉でと、2人別々の対応もしてくれ、すごく良いサービスだと思いました。
お椀と煮物が途中、ごはんとデザートは最後に。酔っ払ってペラペラ喋ってて、仲居さんが来るとしゃんとするを繰り返して疲れるから、食事は一気出しの方が気楽なんですよね。
メインのしゃぶしゃぶを撮り忘れると言ういつもの酔っ払いミスもやらかす。温泉を撮影したら気が抜けちゃうんだよね、私。
ごはんを半分残したものの、ほぼ完食。一品減らしたのは正解でした。
ひとっぷろしてからビールを飲みながらレディーストークで盛り上がり、まだまだ飲み足りなくてファミマにお酒を買いに行くか迷ってやめた。笑
絶景露天風呂編につづく