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福島横断 紅葉と足元湧出温泉巡り 南会津編

10月末、有給を1日取って2泊3日の温泉巡りへ。今は全国旅行割であちこち賑わっているんだろうなあと思いつつ、今回は2軒の宿に泊まります。両宿共、元からとてもお安いのと、個人経営だし、関係ないだろうと旅行割を忘れかけていたら、2泊目のお宿から電話がありました「旅行割出来ますが、上限が決まってるので手続きしていいですか?」とのこと。
親切だなあ。手続きとか煩わしいのにやってくれるんだって。元々お安いのに、なんか申し訳ない

1泊目のお宿は旅行割ないだろうな。そんなの全然いいんです。だって、とっても小さな宿で一日一組限定だし、素晴らしい温泉をお持ちだから。前から行きたくて、行きたくて仕方がなかったお宿。
でも、流行病のせいでお休みだったり、希望日は予約がすでに入っていたりでずっとタイミングが合わなかった。そんな憧れの宿にやっと泊まれる!なぜ一日一組で、予約が取りづらく、旅行割まで手が回らないかは後でわかります。

朝、8時前に家を出る。大泉から外環経由で東北道。平日なので渋滞がないかと思いきや、久喜のICあたりから事故渋滞。5km70分だって!
久喜で降りて、下道で加須ICからまた東北道へ。そこからはスイスイだったけど、かなり時間のロスになった。


栃木 奥塩原新湯温泉 湯荘白樺

天気は良かった!

途中、大好きな湯荘白樺に寄り道。平日でお昼時だったからか独泉。5回目で初の独泉です。500円

白濁の硫黄泉
湯口。源泉が高温なので少なめ。飲泉可。

こちらでは温泉泥のパックが出来るんです。毎回必ずします。お肌ツルツルになります。絶対エステより温泉!笑
源泉は80度超の単純酸性硫黄温泉(硫化水素型)。レモンジュースの味。

温泉泥はバケツに入ってます。

栃木 奥塩原新湯 むじなの湯

新湯の共同湯は、寺の湯、中の湯、むじなの湯と3軒あります。寺の湯は混浴でかなりハードルが高いので未湯です。こちら、むじなの湯は残念ながら女湯故障中でした。涙
こちら足元湧出なんで一番おすすめです。

高速の渋滞ロスでランチ時間なし。塩原名物スープ焼きそばかなあ?なんて思ってたんだけど。
コンビニのサンドイッチとコーヒーで済ませる。

福島 滝の原温泉 三滝温泉(閉業)

栃木を抜けて、福島に入り走りながら見つけてしまった。ボロ、あ!違う、鄙びててタイプだったので寄ってみたら鍵がかかっててピンポンしても誰もいない。ググったら「閉業」だった。涙

観光サイトより。私の大好きなタイル浴槽だったらしい。
三滝温泉からの景色

でも絶景が見れたから良しとしよう。温泉に浸かりながら見れたら最高だったよね!滝が三つあったから「三滝温泉」なのかも。

福島 木賊温泉岩風呂

最近建て直された湯小屋

温泉好きの間では有名な温泉。水害で幾度も小屋が流されては建て直されています。混浴なんで難易度高めですが、私は湯浴み着を車に積んでいるので、湯浴み着を着て入りました。女性用の脱衣所があります。6年前の入浴時は駐車場向かいのお店で200円で湯浴み着を借りました。
平日だったので比較的空いていて、入浴中の仙人のような地元の方に許可をいただき撮影させてもらいました。もう500回入ってるらしい!200円

めちゃくちゃワイルド。足元湧出です!
外に小さな露天風呂が。地元の仙人によればお客さんが作ったんだそう。
トクサ

仙人が、入口横のプランターを指差し、これ何かわかる?と聞いてきた。「知りません」と答えると「これが“トクサ”だよ」って。
木賊温泉は「とくさおんせん」と読みます。この”トクサ”が名前の由来なんだそう。表面がヤスリのようで、歯磨きできるらしい。

雨が降ってきた。3日間晴れの天気予報だったのに。相方に、雨女の威力、恐ろしいなと言われる。笑


福島 湯の花温泉 本家亀屋

築350年の門構えはなかなかの風格

今日のお宿は湯の花温泉。宿に到着。念願叶って宿泊。優しいご主人が出迎えてくれました。

実は散らかしたんだけど手前によせて撮影。笑

湯の花温泉は6年ぶりで、外湯「湯端の湯」に立ち寄りしただけ。泊まるのは初めてです。
湯の花温泉の宿は基本的に内湯がなく、4軒ある外湯に行きます。ですが、亀屋さんには内湯があるんです!まずは荷物を置いて外湯へ。ご主人が外湯2軒は朝、掃除で湯を抜くから今日入った方がいいとのアドバイス。
宿で、1日利用券なら200円、2日なら300円を支払い入浴券をもらいます。


福島 湯の花温泉 石湯

大きな石がはみ出てる

外湯の中でも一番特徴的なこちら石湯。足元湧出の源泉56度。単純泉。
こちらも水害で湯屋が流されて再建されてます。

大きな石がめり込んでる
シンプルな渋い浴槽

脱衣所も男女一緒で超難関。誰もいなかったので入ったけど、激熱で10数えてすぐに出る。

福島 湯の花温泉 弘法の湯 

すっかり日が暮れてる
渋いー!ちょうど良い湯加減でした。
湯口。源泉57度の単純泉

宿に戻って部屋でビールを飲んでから夕食。

囲炉裏のある部屋が食事処です。ビール飲んじゃったから、すぐに地酒「花泉」。この後男山、花泉と無限ループ。笑

囲炉裏で燻された神棚
前菜。青いトマトのにんにく醤油漬けや白和え他
地元産かぼちゃのポタージュ
煮物は優しい味
手打ちそば

大女将が作る山の幸がたくさんの夕食。他に魚の焼き物。酔って写真を忘れた。想定内。笑
青いトマトは南会津の名産らしく、道路脇で売られているのをよく見かけました。
白和えはピーナッツが入っててコクがあり美味。手打ちそばも絶品。打つのは外にお願いしているそうですが、蕎麦粉は自家製だそう。
築350年の歴史あるお部屋(この部屋はリノベしていないそう)でいただくお食事は格別。

この後念願の亀屋さんの内湯に入りますが、長くなったのでレポは次回で!

つづく

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