早春の東北 温泉巡り一人旅 宮城編
旅行割が3月末まで延長になるとわかった1月、3月の祭日を見ると3週目に飛び石があるではないか。月曜日を有給休暇にしたら三泊四日いけるわー!と計画したのが行きたくて行けてない温泉を巡る東北旅。
時期的にお墓参りにも行かねばならず、結局三泊四日は出来なくて、一泊は旅割を使える宿、もう一泊はボロ、あ!違う、鄙びた宿にした。
この計画後に前回記事の福島行きが決まったので、早春は東北三昧となった。ソロドライブ300キロ超え。雨女の私としては気になるのが天気予報だ。
はい、東京は桜が咲いたというのに宮城は雪。もうキャンセルできないし、一人だし、無理はせずにゆっくり行こうと心に決める。
当日、東京は雨。想定内です。最近は一人旅じゃなかったから晴れが多かったが、一人になった途端にこれ。東北道、途中のSAで休憩。
郡山を過ぎたらみぞれ、そして二本松あたりから雪に。2週間前の二本松とは大違い。前回記事↓
6年ぶりの宮城県に入ると雪も本降り。一応春だし水っぽい雪のようで積もらずに溶けてゆく。
4時間以上かけて目的地の白石に到着。まずはランチ。
白石うーめん なかじま
事前リサーチで、白石にうーめんなる麺料理があることを知り、こちらへ。
寒いから温かいおつゆで。かき揚げは一気にいれると汁を吸うから少しずつ入れるよう指導された。鰹昆布だしで優しい味。麺は短いそうめんという感じ。消化も良さそうで、旅館の夕食に備える昼食にピッタリだ!
この店、白石駅前。美味しかったのでうーめんをお土産に買おうと駅へ。駅にはNewDaysしかない。
が、店内にしっかりありました。迷った末、王道っぽい4束セットを購入。
さて、温泉巡りに出発。
宮城 鎌先温泉 最上屋旅館
一湯目はこちら。江戸時代から続く湯治宿だそう。今は日本秘湯を守る会で食事付きです。
金気臭のするナトリウム-塩化物•硝酸塩温泉。源泉36度で加温掛け流しです。夏は源泉ままだといいね。どうなんだろうか?
宮城 青根温泉 名号Hygge
2湯目はこちら。2019年に廃業した名号館。オーナーが代わり、リノベーションして再オープンしたのです。今は1日一組限定で泊まれるようです!
今回、こちらが再開したのを知ったのが行く直前だった為、泊まりたかったのだけど、予約した宿のキャンセル料も発生するし…とのことで今回は日帰りで訪問。
鄙び具合が堪らない浴槽。ノスタルジックな水玉タイルがいいですね。単純泉、源泉49.5度。新湯、大湯、他の混合泉です。
こちらカフェになっていて、日帰り入浴がコーヒーとセットで500円。湯上がりにコーヒーをいただきました。青根温泉の美味しいお水で淹れたコーヒーは格別。お酒も飲めるみたいです。次回は絶対泊まりたい!
宮城 青根温泉 不忘閣
文化財の今日のお宿。一人旅も旅割も対応なので思い切りました。こちらも秘湯を守る会でした。スタンプ帳もらう?
こちら元湯で、先程の名号館にもお湯を供給しています。さてお部屋なのですが…
一人旅プランは「不忘庵」になります。
70段の階段を登らないと部屋に辿り着きません。予約の際にも念押しされました。笑
そして疲れはててすぐに散らかし、また部屋の写真を撮り忘れた。
さてお風呂行きます!
お風呂に行く途中にある当時のままの流し。
こちらには5ヶ所のお風呂があります。大湯、御殿湯2ヶ所、蔵の湯、亥之助の湯、そして新湯。
新湯は湯小屋が雪で倒壊したため、改装中で入れません。
まずは御殿湯。20時と8時で男女入れ替えになります。単純泉、6つの源泉の混合泉です。源泉49.8度。優しく適温でいいお湯でした。
亥之助の湯は貸切。たまたま空いていたので入りました。小さくて素敵なお風呂。
湯上がり処ではなんと日本酒が飲み放題!2杯いただいて、大湯へ。
うーめんにしといてよかった。お腹がいい感じですいてる。
夕食は個室でいただきます。一人旅向き。
ポーションが小さいのでお腹いっぱいにならず、食べやすい。春らしい目でも楽しめる料理。また味が薄味で上品。料理長は関西の人かな?もしくは、京都あたりで修行した?
伊達椀とお蕎麦は定番だそうです。
やはりポーションが小さいので食べれちゃう。
ごはんはさすがに食べれず。宮城県産ひとめぼれだったのに。朝食べるからいいや。
長い一日だった。記事も長い。笑
最後までお付き合いいただきありがとうございました。一杯飲んで就寝。
宮城~大好き山形編につづく
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