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栃木 夏の登山と温泉巡り 矢板鉱泉編

2泊3日で那須に避暑を兼ねて登山と温泉巡りに行ってきました。最終日の記録です。
去年の夏は同じ栃木県の奥鬼怒温泉郷、日光澤温泉にプチ登山。今年は憧れの三斗小屋温泉へガチ登山。1日目は那須湯本の民宿に宿泊、2日目は三斗小屋温泉の大黒屋に宿泊。2日目はこちら

入浴は朝6時〜、朝食は6時半〜。山小屋の朝は早い。昨日は早く寝たので5時には目覚めた。入浴時間まで散歩しよう。

隣の煙草屋旅館

煙草屋旅館もいい雰囲気。こちらは日帰り入浴可能(10時〜15時)ですが、昨日は午前中に飛ぶはずだったヘリコプターが天候不良で飛べず、午後になったため、日帰り入浴は中止。私が雨雲連れてきちゃうから。混浴露天風呂はヘリから丸見えなんだそう。13時〜14時は女性専用時間だったのに残念。涙
ちなみに大黒屋は日帰り入浴不可。

さて、朝風呂をキメるぞ!

朝の温泉
溢れるお湯

朝は窓が開いてた。景色がよく最高の朝風呂。

朝食もお部屋で。

山小屋朝ごはん。比べちゃダメだけど本沢温泉より全然いい!白飯も美味しい。

朝7時半すぎに出発。昨日の急な下りを登るかと思うと気が重いが仕方ない。がんばります。

最初はなだらかな稜線だし、昨日で慣れたのか楽だ。

晴れてる!

途中の避難小屋で休憩。晴れて景色もきれい。
峰の茶屋跡手前は登りがきつくて砂利で足元が滑る。滑ったら谷底まで落ちちゃう。

峰の茶屋跡手前

なんとか峰の茶屋跡に辿り着く。昨日と違って天気がよくて見晴らしがいいぞ!

朝日岳
右下の三角石の上に赤とんぼが止まってるの見えるかな?

ここから下りです。日差しが強くて、帽子のない私はタオルを頭に巻いて下山。帽子持ってるんだけどいつも忘れる。
日焼け止めは塗っていたけど汗で流れていたようで、結局顔と腕は日焼けしました。もう若くないのでリカバリー無理だから深刻。

絶景を見ながら下山。帰りはロープウェイを使わず峠の茶屋を目指す。

約3時間で下山。更に那須ロープウェイ山麓駅まで歩いて駐車場へ。車の冷房が気持ちいい。

汗だくだし、温泉に入りたい。そして考えたのが矢板の鉱泉。冷鉱泉だし、夏にピッタリだ。
また、日帰り入浴で2時間部屋で休憩させてくれるプランを発見!お昼を持ってきて部屋で食べていいんだって。買って行こう。


栃木 道の駅 しおばら湯の香 

こちらはお気に入りの道の駅。もう何回目かな?お昼を物色するも、おにぎりやお赤飯。ずっとお米ばかりで麺が食べたいとコンビニに行くことに。ここに来たら絶対買う高原大根や野菜、会社へのお土産などを買った。

コンビニで冷やし中華を買う。暑すぎだし、温め系は温泉に入ってる間に冷めちゃうからね。


栃木 寺山鉱泉

車を降りた途端、アブが車内に入ってきた。目が青いヤツ。とりあえず追い出す。

こちら、2時間部屋を使えて温泉にも入れて1人1000円。登山後にはありがたいー!

部屋

優しい女将さんに案内されて部屋へ。なんとエアコン付き。更に電話で到着時間を告げたので、部屋を冷やしておいてくれてた。冷たい麦茶のポットまである。うれしすぎるー。
もう汗だくなんで早速温泉にドボンしよ!

少し大きめ

お風呂は二箇所。でも湯船は繋がってる。どちらに入ってもいいとのこと。

小さな浴槽

結局小さな浴槽に入った。灯が昭和っぽくて気に入ったから。お湯はボイラーで沸かしている。

湯口

コックを捻って源泉投入。赤茶色の鉄分を含んだ単純鉄冷鉱泉。源泉はなんと6.5度!夏だからもう少し高いかな?源泉を舐めたら酸っぱくて金気味。登山の後の温泉は沁み渡る。

ぬるくなったら温めてくれる。ブザー式なのがおもしろい。

サッパリしたら部屋に戻って、テレビで高校野球を見ながらの冷やし中華。The夏休みのお昼ごはん。縁側でスイカを食べたら完璧だね。1時間ほどゴロゴロして次の温泉へ。


栃木 赤滝鉱泉

急坂なので四駆以外は不可

矢板市には3軒の鉱泉宿がある。寺山鉱泉、小滝鉱泉、赤滝鉱泉。小滝鉱泉は以前、泊まったことがあったので残りの一軒のこちらに訪問。かなり私好みらしいので楽しみだ。
駐車場に車を止めてから下る。まるで山登りのつづき。地味にキツい。5分程下ると赤い屋根が見えてきた。

ボ、ボロい…あ!違う、鄙びてる

かわいい声の女将さんが出てきて「はーい、500円。あとヒルに喰われてないか確認してー!」
え⁈、登山靴からサンダルに履き替えてる私、足元を見たら右足首にヒルがいる!

私「ギャー!△☆※○!」手で払ったら血が出てる。そしてまたギャー!」
女将「何回も踏み潰して!すぐ生き返るから。しぶといのよ」

何度も踏み潰した。人生で初めてヒルに喰われた。女将曰く、今年は多いそう。
以前、相方も喰われて、なかなか血が止まらなかったことがあった。経験者は冷静だ。私だけ大騒ぎ。

去年は犬に噛まれ、今年はヒルに喰われる。もはや夏の風物詩だね。今回も温泉で消毒。

廊下は右に傾いている
脱衣所。棚の上の置物がシュール。
激シブ
薪で沸かしていて熱かった。源泉投入!

お風呂は一つ。こちらも冷鉱泉。酸性•含鉄-単純冷鉱泉。泉温11.9度、Ph2.9。

湯口

ちょっとぬるめのお湯加減にしてからドボン。夏にピッタリ。ボロ、あ!違う、鄙びた風情がまた良き。

おばあちゃんち?

自家製の梅干し瓶や、取りたて野菜を見つけ、泊まってみたくなる。女将さんが高齢だし、廃業間近かもしれない。ヒルの活動期間が終わったら泊まりに来ようかな?笑

ここから帰路へ。平日だったので渋滞はなくスイスイ。翌日は筋肉痛で通勤時の駅の階段の登り降りがやっと。

来年の夏もまた山登り温泉するぞ。

おわり

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