彼氏に選び続けてもらわなくては
この三連休は
土曜日:弟くんと会って、弟くんの言葉にモヤモヤ
日曜日:一日中泣きながら寝る(朝note投稿)
月曜日:なんとか美容院、帰宅後また泣きながら寝る。気を紛らわすためにホラー映画視聴
という、なんとも気の休まらない三連休だった。はあ。そして重い足取りで今日も仕事。
↑日曜日の朝に泣きながら投稿した記事はこちら
最近弟くんのこと以外でも色んなことが重なって、何もしてないのに涙が出る状態ではあったけど、
日曜日は「涙が出る」というより久しぶりに「声を出してしっかりと泣いた」という感じだった。
30歳にもなって、なにをしてるんだろうね……。
2日間散々泣いてる間に色々と考えてみて、多分いま「弟くんと別れる」という選択が、自分にとっては一番簡単でラクなんだろうけど、簡単でラクだからこそ、今すぐにはしてはいけないと思った。
ここで向き合わないで一方的に関係を断つことはできるし、今までの自分だったら恐らく衝動的にそうしてたけど、今回に関しては良い結果を絶対に生まない気がして。
あと、単純にやっぱり弟くんのことが好きだから。
私から今回のことで衝動的に別れるのは違うかなと……。
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いつの間にか、自分も知らないうちに自分の人生の中心が、彼氏である弟くんになってしまってた気がする。
どんな行動をしていても、何を考えていても常に「弟くんの彼女としてどうか」という思考回路になっていて
「こんな私じゃ弟くんに嫌われる」「こんな私は弟くんに釣り合わない」「こんなんじゃ絶対に結婚できない」と、良くない方向の思考回路になっていってた。
最初のうちは、「弟くんに似合う、素敵な人になるぞ!」と思っていたはずが、それが義務のようになってた気がする。
「自分」がいつの間にか消滅して、
自分がどうしたいのかも、自分の状況も分からなくなっていって、ストレスがキャパを超えてメンタルが限界にきても、それを見ないようにしてた。
このくらいなら大丈夫、普通の人だってこのくらい辛いから我慢しなくては、このボロボロの姿を見せないようにしなくては。とにかく隠さなきゃ。と必死になってた。
土曜日のデートで初めて、酔ってたこともあっていつもよりも自分の意見をはっきりと話す弟くんを目の当たりにして、いつもの様に私の発言に対して肯定してくれなかった弟くんに対して、過剰に「悲しい、なんで?」と思ってしまった。
冷静になった今振り返って考えてみて分かったことは、私は弟くんを「理想通りの王子様」だと思いすぎていたこと。期待しすぎていたこと。絶対に弟くんには不快にさせられないと思い込んでいたこと。
理想とギャップがあったことに、びっくりしたんだと思う。
100パーセント理想通りの人
100パーセント自分の発言を肯定してくれる人
100パーセント気が合う人
そんなのいるわけないのに、
そんなの30年間生きてたら分かるのに、
弟くんだけはちがう!運命の人!理想通りの人なんだ!ってどこかで思ってたのかもしれない。あほみたいだけど。
今回のことで、少し今の恋愛を振り返ってみて、
自分が弟くんと付き合ったことで感じている、幸せで楽しいだけじゃない部分も見えてきて。
基本的に私は、自分の世界に閉じこもって生きている。今までの人生で色んな人に、色んなことに傷ついてきて、しんどいから閉じこもっている。
そして、その自分の世界にあまり人を入れたくない。
私の世界に入ってきていいと思える人は、家族と本当に少しの友達だけ。両手で数えられるくらいしかいない。全員、自分が生まれた時や10代で出会った人達。
その中で、弟くんはやっぱりどうしたって私の中で「新しく現れた人」で、初めてあった日からまだ、半年しか経っていなくて。
なのに、「彼氏」という、家族ではないけど友達よりも親密な関係になるであろうポジションに弟くんはなった。だから、自分の世界に早く受け入れなければと、どこかでずっと焦ってた。
自分の世界に入れるのだから、弟くんには自分の全てをさらけ出して、自分の全てを受け入れられなくては、と思ってた。
でも、私は自分の心の不調や自分の考えや、自分の大切にしていることを全部さらけ出せなかった。どうせ受け入れられないと思い込んで、悩んで、苦しんだ。
そのうち、受け入れてもらえないような人間である自分が悪いんだと自分を攻撃して、自分が変わらなくてはいけないんだと思った。弟くんは悪くない、私が悪い、早く変わらないとと思った。
でも、もういいや。
すべてを今、言えなくていい
すべてを理解してくれなくてもいい
自分の世界に無理してすぐ入れようとしなくていい
ましてや自分自身を否定したり無理やり変えようとしなくていい
もちろん、変われたらどれだけ楽だろうと思う。
ポジティブで、常に安定した精神状態でいられて、社会に怖いと感じることも無く、しにたいと思わず、過食もせず健康的な生活ができて、自分に自信があって、簡単に傷つかず、トラウマもなく、パニックになることも無く
そうなれたら本当に、いいんだろうな。
でも私には難しい。
何回も何個も病院に通って、何十冊と自己啓発本を読んで、それでも無理だった。ずっとずっと頑張ってきたのに、無理だった。
変えようとするたびに、ありのままの自分を否定することも、本当に辛いから。
弟くんには、明るくハツラツとした、心に病気がなくて心身ともに健康で、見た目も可愛い女の子が似合うと思う。だから、変わりたかった。
変わらないと、と強迫観念のようになってた。
でも、もう諦めよう。
弟くんから受け入れてもらおうとすることよりも先に、自分が自分を受け入れないと。
ありのままの自分をすぐ見せて受け入れてもらおうと思ってるわけではないけど、
恐らくこれから長く過ごせばいつかは、知られてしまうと思う。失望されるかもしれないし、嫌われるかもしれない、けど仕方ない。
弟くんと付き合ってからも、私はずっと不安で仕方がなかった。会うのが楽しみなはずなのに、毎回会う前に緊張でお腹を下してた。
付き合っていても、「選ばれ続けなければ」というプレッシャーで押しつぶされそうだった。
弟くん自身や生き方がすごく眩しくて、弟くんに会う時だけ明るく楽しく生きてるように見せかけて振る舞う自分が惨めだった。
弟くんは、私の何が好きなんだろう。いつ嫌われるんだろう、辛い、早く弟くんに見合う人間にならなければ。と常に怖かった。
多分、疲れてたんだ、私。
実際に土曜に言われたことなんて、ほんのちょっとしたことだったのに、こんなに泣きわめいたのも、ずっと我慢してたからだったんだ。辛かったんだ。
今は、どうする事がいいのか、何がベストか答えは見つからないけど、自分なりに少しずつ考えてみようと思います。
よく頑張った、自分。お疲れ様と言いたい。
誰かからは「甘え」と言われるかもしれないし、弟くんが可哀想と言われるかもしれないけど、
それでも私は私なりに頑張っている。ここまで頑張ってきた。と、思う。
まとまりが無くてごめんなさい!
少しずつ涼しくなってきたから、noteを読んでくださってる皆様が快適に過ごせていたら嬉しいです。